2023年 読書記録 #10『傲慢と善良』
さて、今回私が紹介するのは
『傲慢と善良』辻村深月著
です!
恋愛ミステリー、いやミステリー恋愛か
あらすいにも恋愛ミステリーと書いてますが確かにその通りです。
婚活アプリで知り合った恋人が失踪して捜索していくうちに真相含め色々(意味深)分かっていくというお話です。
ちゃんとミステリーの皮はかぶっているので恋愛ものアレルギーの私でもちゃんと読むことができました。
本作、大きく分けで2部構成になっており、前半はミステリー要素強め、後半は恋愛要素強めです。
特にミステリー好きの私としては前半はかなり楽しめた!
後半は、、、うん、なるほどって感じです。
恋愛もの好きな人は確実に楽しめると思う!
内容についてこれ以上言うとネタバレ踏みそうなので黙ります。
タイトル回収
中盤、『傲慢と善良』というタイトルの意味が分かる展開があるんですが、そこはなるほど確かに!となりますね。
婚活アプリが出てくるところとかもそうだと思いますがこれは今の若者、というか20代後半辺りの結婚を意識し始める世代には刺さるものはあると思います。
かくいう私も婚活アプリ的なものを使ったことはありますし、面倒くせぇ!となって辞めた過去がありますので、そのあたりは何となくわかるなぁと思いました。
まぁ、この主人公たち程焦ってはないですがね、、、
逆に人生の先輩方の感想が気になる
この作品、今の若者には刺さると思いますが、もっと前の世代を生きてきた人たちはどういう感想を持つのか非常に気になりますね。
作中にも、アプリで婚活?舐めとんのか?的な立場の人も出てきますが、(←かなり極端にデフォルメしてます。)そういう人たちがこれを読むとなんか一笑に付されそうですね。
集計したい
この作品、老若男女いろんな方々に読んでいただき、その感想を集計してみたいですね。
面白い相関ができそう。
なのでそこの老若男女諸君!是非読んで感想を聞かせてくれたまえ!
いや、いちいち聞くのは面倒なので自分の年齢性別を記載の上で読書メーターとかに感想を投稿してくれたまえ!
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