HRT療法はじめました㉙他の方法、プラセンタ注射のこと。
今月は体調が悪い。
耳から顎にかけての鈍痛が1週間続き、肩こりか?歯か?と歯医者でレントゲンを撮ったら鼻のあたりが白くモヤッとしていたので副鼻腔炎かも?と言われて耳鼻科へ行った。ファイバスコープを鼻の中に入れて診てもらった。歯医者の先生の指摘どうり、副鼻腔炎だった。どうりで頭痛薬が効かなかったし、顔面が痛かった。抗生物質とアレルギー薬で落ち着いてきた。これから顔が痛いときは副鼻腔炎を疑うことにする。歯医者の先生ありがとう。なんだかマウスピース作らされたけどね。寝るとき使うように言われたけどすぐ外しちゃう…。
毎回、更年期のホルモン補充療法(HRT)についての記録を書いているが、HRTができる対象は「閉経した」もしくは「閉経間近」の人だと思う。
私がまだ閉経には遠く、でも体調があきらかに悪いのに婦人科で門前払いをされた40代のとき、どうしたかを書いておく。
プラセンタ注射だ。
内科でお世話になっている女医先生に「カクカクしかじかでどうにも体調が悪い。プラセンタ注射とやらを試してみたいが、保険は適用されるのか?」と聞いた。
プラセンタ注射の保険適用は45歳以上59歳までだ。私は44歳くらいだった気がするが、先生は保険適用にしてくれた。
当時で1回380円。他院では安くて500円から600円だった。続けやすいようにという配慮だろうか。とにかく地域で1番安く打てたから良かった。
自費で打つと1500円から2000円くらい。幅がある。
保険適用されるのはメルスモン製薬のプラセンタのみ。
ヒトプラセンタ製剤であるので、最初に「献血できなくなる旨の誓約書」にサインする。
人への輸血もできなくなるし、献血もできなくなる。
そんな機会は無いだろうとあまり悩まずにサインした。
最初は週2回。月8回から始めて3カ月目くらいから週1回ペースで続けていたらなんとなく調子が良かった。
プラセンタ注射は筋肉注射であるので
ちょっと痛い。私はいつもお尻に打ってもらっていた。皮下脂肪が分厚いから痛みがマシになのだ。注射が下手な看護師さんに当たると腕が内出血だらけになるのだ。
お尻なら痛くない上に見えないので精神的にも良い。
サボって月2回くらいにすると調子がいまいちだったので一定の効果はあると思う。
「打ってるときはわからないが止めると効いていたことがわかる」と看護師さんも言っていたがそのとおりだった。打ってる人は声を揃えてそう言う。
大塚製薬から出ているエクオールのサプリメントにエクエルというのがある。
3ヶ月以上続けていたら一定の効果は在るようだが、私は2ヶ月でやめてしまったから効果はわからない。
だが、プラセンタ注射とエクエルの併用なら、効果はあるのではないかと感じていた。
大塚製薬のエクエルは1ヶ月分4320円だ。
まぁまぁの値段だ。
これに週1注射が加わると8000円弱。
これを自分のQOLを上げるための費用として採用するか否か。
私はとりあえずプラセンタ注射と補中益気湯、たまに桂枝茯苓丸を組み合わせて
このHRT療法にたどり着くまでを乗り切ることになる。
疲れが酷い時はニンニク注射(1000円)も追加した。いわゆるアリナミンの注射版だ。
プラセンタ注射はヒト由来の胎盤を使っているが若返りの注射ではない。
シワやたるみも改善しない。
ホルモンは入ってない。
何故かエビデンスが出てこない。
なのに、更年期障害には保険適用されている。
保険適用されているということは一定の効果はあるということだ。
献血できなくて良ければ試す価値はあると思う。