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映画鑑賞

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映画館で観た映画の感想。ネタバレ含みます。
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#映画感想文

映画 ロストケア 感想

映画 ロストケア 感想

わたしが松山ケンイチに夢中になったのは30代半ば、DEATH NOTE~L change the WorLdがきっかけだった。
松山ケンイチが好きすぎて松山ケンイチを愛でるブログを開設し、ケンちゃんファンと繋がることができ、実際にOFF会や映画の舞台挨拶に行き、実物を見、わたしの情熱はすべて松山ケンイチに向いていた。あの頃のわたしは煉獄杏寿郎ばりに心を燃やしていたと思う🔥

その後、ケンちゃんは

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映画「94歳のゲイ」感想

映画「94歳のゲイ」感想

元町映画館で観てきた。
「94歳のゲイ」という題名を目にした時、なぜか観なければいけない気がしたのだ。

94歳まで誰にもゲイであることを打ち明けられず沈黙するしかなかった世代のドキュメンタリー。

主人公の94歳の長谷忠さんは西成に暮らし、2024年現在存命である。早く観なければ。

観れる映画館が近くにあって良かった。

私はLGBTQについてあまり知ろうとしなかった。自分の中に間違いなく偏見

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映画「フィシスの波文」感想

映画「フィシスの波文」感想

元町映画館で鑑賞してきた。
古代から現代まで世界各国の「⽂様」をテーマにしたドキュメンタリー映画。

例えば、NHKの「美の壺」や日本文化のドキュメンタリー好きな人などは楽しんで観れると思う。

平たく言えば版画による唐紙(襖紙)の制作がメインのドキュメンタリーという感じ。

何百年も使い続けられている伝統柄の版木に色を乗せて手摺りで丁寧に仕上げられる工程や、楮(コウゾ)という植物から和紙を作る工

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映画「悪は存在しない」感想

映画「悪は存在しない」感想

元町映画館デビューした。
いわゆる単館系の映画館で元町商店街4丁目にある。
元町商店街は1丁目が一番賑わっており、3丁目、4丁目と進むにつれて人がまばらになっていく。私は少し人が少なくなる4丁目以降の雰囲気が好きだ。観光客がこの辺りまで入り込むことは少ない。

GW中に何か映画を観て私の栄養にしたかったのだ。
今回観たいと思った映画が元町映画館で公開されている「悪は存在しない」(濱口竜介監督)だっ

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映画「オーメン・ザ・ファーフト」感想

映画「オーメン・ザ・ファーフト」感想

私はオーメンという映画の世界観が大好きだ。最初にオーメンを見たのはいつだったか。なんせ1番最後に見たオーメン4が10代終わりか20代はじめか?ってくらい昔。

今回の映画はオーメンのはじまりの物語、エピソードゼロってことになる。

私はエピソードゼロに弱い。
そもそものはじまりの物語だから期待しちゃう。

数ヶ月前にこの映画が公開されるのを知ったときは小躍りした。

私がオーメンシリーズが大好きな

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