母がnoteを始めた。
先日、母が東京に遊びに来た。
二年ぶりの来訪ということもあり、あちらこちらに出かけた。
美味しい食事を共にし、東京の空気を吸って、二人で自由な時間を過ごした。
積もる話を一つ一つ解消し、互いの近況や最近の出来事、また、思い出話に花を咲かせた。
会話の中で、文章を書くことについて話していた。ちょうど「#旅する日本語」のお題が公開されていて、軽いノリで母に書いてみたらどうか、と勧めた。
すると、書く気になったそうで、今回の東京旅について書くことになった。
移動中の電車で座っていて、目的の駅まで30分くらいあったから、ちょうど鞄の中に持ち合わせていた原稿用紙とペンを母に手渡した。
母は脇目も振らず夢中で書き始めた。
歩いている道中や、電車の乗車中、帰宅してから寝るまで母は文章を考え、書いたり消したりしながら、二日かけて書き上げた。
最後に、ペンネームと題名を決めて、原稿用紙を僕に委ねて帰っていった。
それがこちら↓
題名が若干恥ずかしいのだが、どうやら「東京ラブストーリー」からもじったとのこと。
題名はさておき、注目すべきはペンネームだろう。
アマンダ・クリームパンダ
なんという斬新な名前だろう・・・。
滞在中、母のスマホのメールアドレスにStarbucksからメルマガが届いており、その中身を見たら、
クリームパンダ様
・・・。ネームセンスが斬新すぎる。
何が面白いかって、ネタではなく真面目にこの名前で登録していることだ。
無論、アマンダ・クリームパンダもネタではなく、考え込んだ挙句名付けられている。
今後、投稿があるのか定かではないが、息子として、一読者として楽しみに心待ちしている。