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#4 文章に関する本で1番「響いた」 『書く習慣』(著:いしかわゆき)を読んだ感想
いしかわゆきさん(@milkprincess17)の『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』
新年早々、素敵な本に出会いました。
僕は昨年ブログを始めたこともあり、文章に関する本はこれまでも読んできました。どれも有益な本だった印象はあります。でも「理屈」では分かるけど「感情」がどうしても追いつかなかったのです。
そんな僕にドストレートに突き刺さり、文章に関する本の中で1番「響いた」本。
それが、今回紹介する『書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』でした。
このような方にオススメの本です
文章の書き方のルールにとらわれて書けなくなったライターの方
書くことって難しいと思っている
書きたいと思っても、何をどう書けばいいのか分からない
書くことが与えてくれるものを知りたい
あらすじ
SNS、ブログ、note、世間に発信できるサービスが増え、多くの人が文章で自己表現しています。
他人の発信を目にする機会も増え、「自分もなにか発信してみたいな」と思う人も増えています。
「書く」を仕事にする人も増え、文章の指南書も数多く出版されています。
でも「書く」ことは、好きじゃないとしんどい。
むしろ「好き」になるからこそ、習慣になり、自然と上達していきます。
この本では、あなたの「書きたい気持ち」を高め、
「書く」ことを習慣にするためのコツを紹介します。
感想
書くことへの勇気をもらった
読み終わった後、ふっと力が抜けたような感覚があり、書くことへの勇気をもらいました。
昨年、僕はブログとライターを始めました。
しかし、日が経つにつれて手が止まる自分。ついにはたった140文字以内のTwitterも書いては消しの繰り返し。
その時はSEOライティングをやっていたこともあり、検索上位に来る「上手い文章」が何よりだと思っていました。
でも、本書を読んで気付かされたのです。
それは、書くうえで大切なのは上手いかどうかではなく「感情」が込められていること。
SEO、文章のルール、読者ファーストなどにとらわれ過ぎていて、書くハードルを自分で上げていたのです。
そしてハッとさせられたのは、「まとめの書き方」
「いかがでしたか」に似たような、型にはまったまとめを書いていました。
でも、型にはまった文章は感情が込められていないし、自分を表していない。「確かにその通りだな」と頷くしかありませんでした。
「もっと、自由でいいんだ」
まっさらなキャンバスに絵を描くように、文章を「描いて」いこうと思います。
今日で完璧主義は卒業します!
書くことは相手のため以上に自分のためになる
これまで読んだブログ関連の本では、「読者の悩みを解決する記事を書こう」という文面を必ずといっていいほど見ました。
本書は、
自分のために書いていい
書くことは自分のためになる
このように書いています。
常に読者のことを考えないといけないと思っていた僕にとって「え?いいの?」と驚きました。
でも本書を読み「書く行為そのものが大事」であることに気付きました。
読者のためになる文章に越したことはありません。しかし、たとえそうでなかったとしても、その瞬間に書いたことが自分を助けるかもしれない。未来を切り拓くきっかけになるかもしれない。だから書かないほどもったいないことはない。
書くことのハードルが下がっただけでなく、書くことの素晴らしさを学びました。
印象的なフレーズ
どの作家さんにも「あのときだからこそ書けた」という名作があり、「もう一度あのときの気持ちを思い出して再現する」ということはできません。
文章も同じで、
その瞬間のことは、その瞬間の自分しか書けない。
だからこそ、写真を撮るように今の自分を残しておいてほしいのです。
過去でも未来でもなく今に集中しようと心がけていますが、それは書くことも同じ。ある出来事や読んだ本、映画を観て感じたことはすぐに書こうと思いました。noteを始めたことは、これからの自分にとって大きなものになりそうです。
書くモチベーションを上げたい時に見返したい
共感できることやハッとさせられたこと、勉強になることがたくさんあり、本は付箋だらけになっていました(笑)
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別記事でまた改めて書きたいくらい、本書を読んで得たことや感じたことは多いです(たとえば、好きなものについての発信)。
書くことって技術以上に「感情、気持ち」が大事なんだな。モチベーションを上げるときに何度も見返そう。
2023年、書いて書いて書きまくるぞ!