小机城址市民の森竹灯籠まつり 21.11.06_17:45
自分が住んでいる横浜市神奈川区のお隣に港北区という区がある。
港北区も今となっては新横浜だったりサッカーワールドカップの決勝スタジアムだったりがメジャーな説明なのかもしれないけれども、戦国時代には、関東管領上杉氏が築いた小机城があった場所。
当時は横浜港なんてものは影も形も存在していないので、港の北の区を名乗る区の説明として正しいかは別だけれども。
小机城の支配は、上杉氏から後北条氏と移り徳川家康の関東入府で廃城となった。
城はなくなったが小高い丘と後北条氏得意の空堀はそのままで、小机城址公園として利用されている。
そんな小机城。普段利用することは殆どないのだが、秋口に竹灯篭まつりが開催されるときは話しは別だ。
毎年この時期に行われる竹灯篭まつり。
竹灯篭に火を灯す系の行事は時々色々な所で行われるけれど、規模がぜんぜん違うんだよなぁ。
何しろ、城跡すべてを竹灯篭で飾ろうってんだからその迫力はすごい。
問題は城跡に建物や石垣など建築物がなにもないことくらいかな?
そういう物があればもう少し趣が出るのかもしれないけれども。
それに、後北条氏自慢の空堀は歩きにくいことこの上ない(笑)
幽玄へのいざないがキャッチコピーだったかな?
何年か前ははっきりとそういうことをうたっていたのに最近はイベントやります程度の宣伝しかなく少し寂しい。
しかも、季節柄台風で何度か中止になっている。
台風どころか雨でも中止になるので、開催されること自体が奇跡に近い気がする。
今年はコロナ禍でしかも天気が持って開催された幸せ。
死んで上手いこと天国に行けたらこんな風景なのかなぁ?
圧倒的な迫力の竹灯籠を見て、そんな事を考えるお年頃。
Google Maps地図
https://goo.gl/maps/j4oQTW2yKhSRu1yXA
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