甲州、武田信玄と桜散歩2Days 1日目その5 イトザクラは散ってしまっていたが、慈雲寺の桜と菜の花に桃のコラボ 21.04.03 12:28
ぶどうの丘から一山越えた感じだろうか?
枝垂れ桜のイトザクラで有名な慈雲寺というお寺がある。
万に一つの可能性を信じてイトザクラめがけてやってきたのだが、やっぱりすっかりハゲチョビン。
というか、枝垂れ桜だからハゲチョビンって感じではない。ウィッグチョビンかな?変に幽霊的で逆に怖かったりしたりして。
そんな慈雲寺は夢窓国師の開基らしい。由緒は正しそうだ。
山門前に樋口一葉の銅像が建っている。
樋口一葉の両親がここの寺子屋で出会い、江戸に出たのだそう。
樋口一葉ではなく樋口一葉の両親ゆかりの寺だ。
五千円の肖像に乗っかって作っちゃったのだろうか?もうほとんど樋口カッター的。樋口一葉関係ない。
嘘と言い過ぎの間みたいなところ。
寺子屋で教育熱心だった寺の歴史が台無しな気がした。寺子屋で出会って江戸に出ていったって、どんな教育していたのだろう?
イトザクラはすっかり終わっていたけれども、他の桜は今がまさに見頃。
しかも、寺の周りに植えられた菜の花が春の訪れを大々的に宣伝中。
菜の花と桜のコラボって東京あたりではなかなか見られない特別感。
エネルギーみなぎる感じが樋口一葉のことをすっかり忘れさせてくれる。
しかも、寺がある塩山の辺りは桃やすももの名産地。
木や花を見ても、ももかすももか素人にはわからないし、すもももももももものうちだからどちらでも良いのだが、桜よりもう一段濃いピンクの花が可愛らしい。
寿命短く薄明な印象の桜よりも明るいももの花のほうが個人的には好きだなぁ。
散るまでの寿命も長いし、何しろ、実がなる点は大きなアドバンテージだ。
桜と桃が同じ時期っていうのも凄いことだなぁ。
桜の咲くところで漏れなくももが取れても良いはずなのに、そうでもないのはなぜなのだろう?梅はよく見るけれども、桃が植えられているって、横浜ではまず見ない。
難しいことはわからないけれども、桃は美味しいからオールオッケー。
収穫の夏が楽しみだなぁ。