まさかのお賽銭をキャッシュレス化
昨日Twitterで非常に面白い投稿を見ました。
写真が添付されていたので、それだけ載せておきます。
何を隠そうこの私、前職は銀行で働いていたもので、この意見は非常によくわかります。
いつも年末になるととんでもない量の小銭が持ち運ばれます。しかも最近はこの張り紙にもあるように両替手数料というものが高くなっています。
この方の悩みもわからなくはないですが、ちょっとこの張り紙は出すべきではなかったかもしれませんね。
この投稿を見たとき私は「PayPayで賽銭すりゃええやん。」と半分冗談で思いました。
そして今の社会と逆行している世界があることに気づきました。
今日はそんなお話をしたいと思います。
日本のお賽銭文化
賽銭はみんな当たり前のように投げていますよね。神様にお願いするために必要なお金です。今は当たり前のこの賽銭が近い将来当たり前でなくなるかもしれません。
でもお賽銭はするものだと認識していますし、ずっとそのようにしてきました。
しかし、賽銭というもの自体が神社を圧迫し始めており、同時に世界ではキャッシュレス化が進んでいます。
このままで神社は保っていけるのでしょうか。そして私たちは神様にお祈りすることがこれからもできるのでしょうか。
キャッシュレス化の障害
このように賽銭文化はキャッシュレス化とは一番遠いものといっても過言ではないものだと思います。
賽銭をPayPayにするという案は多分悪くないです。時間が取られ、あの回転率が保持できないとかのデメリットはありますが、並んでる時の階段にQRコードでも貼っとけば解決します。
でも神社にPayPayが導入できない理由はそこじゃないですよね。
そう、「なんとなくあかんやろ。」が一番大きいと思います。
私もPayPayにしたらええやんと冗談で思ったんです。つまりそんなことをしたら何となくおかしいという潜在意識によって神社はキャッシュレス化ができないんだと思います。
まず、神社にPayPay導入するべ、なんて言ったら偉い人が神様が怒るとかで許してくれそうにもありません。
どうしたものか。
神社だけでもないキャッシュレス化の停滞
神社でキャッシュレス化ができないとなると、結構いろんなところでキャッシュレス化が停滞すると思います。
これから5Gの時代になり、キャッシュレス化がどんどん進む中、神社ができないだけで周りにも「まだいいか」という安心が生まれます。
日本人は本当に古いものが大好きですよね。文化なので一部仕方ない部分はありますが、神聖だかなんだか言って新しいものは受け付けさせない人が多いイメージです。
しかしそれでは神社にも日本にもプラスになりません。神社は手数料を取られ続け、日本はキャッシュレス化が遅れる。マイナスが生まれるだけです。
賽銭サブスクリプション
ここで一つ提案なのですが、賽銭をサブスク化してみてはどうでしょう笑
半分冗談なんですけど半分本気です。
オンラインでサブスクをするわけではありません。オンラインでもいいんですけどね。話題は集められそうです。
組合なんかを作り、そこでチケットとして定期的な権利を発売すれば、賽銭以上の金額を払っていただけると思いますし、小銭問題も解消されます。
私の頭の中でも問題は山ほどありますが無理ではないような気がします。
いやー、無理か?笑 考える価値はあるかなぁ笑
神社はいるけどキャッシュレス化は至難の業
結局神社でキャッシュレス化を実現させるには中々の根性が必要です。
もしくは神社で働く方がいい意味でぶっ飛んだ人で、PayPay歓迎!とか言わない限り難しいでしょう。
でも近い将来キャッシュレス化がどんどん進んでいくことは事実です。
神社も要ります。心の拠り所である宗教というのは必要不可欠です。
ひょっとしたら一番いらないのは人生な場所にテクノロジーは合わないという常識なのかもしれませんね。
神社も世間も困り出したら変わっていくのかもしれませんね。ここまできて言うのもアレなんですが実はすでに楽天EdyやPayPayで賽銭を支払える神社はあるんです。まだ普及していないだけで、すでに動き始めています。これからもっといいシステムができ、主流になる未来を楽しみに待ちたいと思います。
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