1000日チャレンジ 788日目 東京都美術館「マティス展」②赤いキュロットのオダリスク
ゴールまで212日
★BMI:24.5
★先日、東京都美術館で開催中の「マティス展」を観たので、記録として残しておきたい。
◎概要
【会期】2023年4月27日(木)~8月20日(日)
【会場】東京都美術館・企画展示室
【主催】公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 ポンピドゥー・センター、 朝日新聞社、NHK、 NHKプロモーション
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
【特別協賛】大和証券グループ
【協賛】ダイキン工業、 大和ハウス工業、 NISSHA
【協力】日本航空
(以下、公式web siteより引用)「20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869–1954年)。純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした彼は、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げました。彼が残した仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。
世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展です。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿ります。」
◎アンリ・マティス「赤いキュロットのオダリスク」(1921年;ポンピドゥー・センタ国立近代美術館所蔵)
(ポンピドゥー・センターweb site)https://www.centrepompidou.fr/fr/ressources/oeuvre/cpb4nq
★「オダリスク」を描いたマティス作品は複数あるらしいが、この作品は最初の作品。50代になって、画面自体は抽象的な2次元とも3次元ともつかないものから、わかりやすい室内の人物画に戻ったかのようだ。実際、美術批評家の中では、批判的にとらえる声もあったらしい。しかし、女性の背景にある衝立や布地は同じ模様が繰り返され、奥行きはそれほど感じさせない。