vol.9「寝る前に食べると太りやすい?」
みなさんは寝る前に食事を摂っていますか?寝る前は太りやすいと思いつつも、食べてしまう人はいるはず。
昔ダイエット三昧だった私もそうでした・・・。
ということで、今回は寝る前に食事をとると太りやすい理由と、寝る前にお腹が空いてなにか食べたくなる時におすすめな食べ物についてご紹介します!
<< 目次 >>
1.寝る前の食事の良くないところ
①寝つきが悪くなり、睡眠の質が下がる。
②寝る前に食べると昼間の20倍太る?
2.寝る前におすすめの食べ物
①あたたかいスープ
②低脂肪ヨーグルト
③バナナ
3.まとめ
1.寝る前の食事の良くないところ
①寝つきが悪くなり、睡眠の質が下がる。
寝る前は、21時以降になると体温が下がり、副交感神経が優位になるといわれています。
その時に食事をしてしまうと、消化するために体内が働き、体温が上がってしまいます。
消化活動が始まり、体温の上昇で睡眠を妨げてしまうのです..!
②脂肪のつきやすい時間帯
BMAL-1(ビーマルワン)という物質が関係しています。
BMAL-1(ビーマルワン)・・・脂肪を作ったりするために指令を出したりする働きがあり、これが増えるほど、脂肪が溜まって”太りやすくなる”。
BMAL-1(ビーマルワン)が一番少ない時間帯・・・午後2時
BMAL-1(ビーマルワン)が一番多い時間帯・・・深夜2時
午後2時以降~夜は、BMAL-1(ビーマルワン)が右肩上がりに増え、カラダに脂肪を蓄積しようとするので、20時までに夕食を終わらせるのが理想的です。
2.寝る前におすすめの食べ物
「寝る前に食べると太る」とは言うものの、寝る前にお腹空いて食べたくなる時もありますよね・・・。
目安としては、カロリーベースで炭水化物:脂肪:タンパク質=6:2:2とするのが理想的である。(出典:日本睡眠科学研究所)
上記にもあるように、高たんぱくなものや、高脂肪なものは控えるべきだと言われています。
①あたたかいスープ
ポタージュなどのクリーム系のスープではなく、コンソメや和風だしのヘルシーなスープがおすすめです。
食欲抑制効果があり、満腹感を与えてくれる”ダシの効いたスープ”は、夜食防止にも最適です!
②低脂肪ヨーグルト
ヨーグルトに多く含まれるタンパク質は、満腹感を持続させてくれるため、空腹で寝れないときにオススメです!
③バナナ
消化に良いと知られているバナナは、実は睡眠にも良い作用があると言われています。
”セロトニン”は癒しホルモンと呼ばれ、興奮や不快感を鎮めてくれます。その”セロトニン”の材料となるアミノ酸であるトリプトファンがバナナには多く含まれています!また、セロトニンの生成を助けるビタミンB6も多く含まれます。
つまり、夜食お腹が空いたときにバナナを食べれば、寝つき良く眠れることが期待できます。
3.まとめ
今回は、寝る前に食事をとると太りやすい理由と、寝る前にお腹が空いてなにか食べたくなる時におすすめな食べ物についてご紹介しました。
寝る前の食事は、寝つきが悪くなって睡眠の質が下がったり
脂肪を作る司令を出すBMAL-1(ビーマルワン)が増えて太りやすくなります。
それでも寝る前になにか食べたい...というときには、コンソメや出汁を使用したあたたかいスープや低脂肪ヨーグルト、バナナなどの高たんぱくなものや高脂肪なものを控えた食べ物を食べるとよいでしょう。
ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか。