vol.8「ガンバってもなかなか痩せない理由」
「痩せようといろいろ試してみるけれどなかなかうまくいかない...」
その原因は、舌(味覚)が鈍くなっていることにあるかもしれません。
今回は、なかなか痩せない原因かもしれない、マヒした味覚の4つの改善方法をご紹介します。
<< 目次 >>
1.あなたは当てはまりますか?味覚マヒ診断
2.マヒした味覚の4つの改善法!
①汁物のだしのうま味で食欲抑制?
②化学調味料をなるべく避ける
③人工甘味料はなるべく避ける
④亜鉛を摂り、味覚を補う
3.まとめ
1.あなたは当てはまりますか?味覚マヒ診断
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□ 濃い味が好き
□ 甘いものがやめられない
□ 揚げ物が好き
□ 中華料理・ラーメンなど脂と糖の食事が多い
□ 和食はあまり食べない
□ 食後はデザートが習慣
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1つでも当てはまる人は注意・・・!
「カラダに悪いモノがおいしい」ですが、「カラダに悪いのに食べている」のは矛盾してますよね。
それは、舌が好む食べ物が、「カラダに悪い食べ物」になってしまっているだけかもしれません。
人間の舌は、うまみの強い食べ物・甘すぎる食べ物・油っぽい食べ物を好む傾向にあります。
しかし、周りに溢れているのは人工的な味も多く、カラダには刺激が強すぎるため、依存性があるともいわれています。
舌が鈍感になってしまい、味覚がマヒしてしまうのです。
主に、ジャンクフードと呼ばれる食べ物は要注意です。
ジャンクフード・・・ポテトチップス・清涼飲料水(甘い飲み物)・甘いお菓子・ファストフードなど
ジャンクフードには大抵、過剰な糖分と脂肪分が多く含まれている場合が多いです。
人工甘味料・人口旨味調味料も多く含まれます。
近年では、”タンパク加水分解物”(アミノ酸を主成分とした、加工食品にうま味やコクをつける化学調味料)、”うま味調味料”といった名前で呼ばれる人工的につくられた調味料も多くあります。
2.マヒした味覚の4つの改善法!
①汁物のだしのうま味で食欲抑制?
「うま味」とは、本来なら昆布と鰹などでとったダシのことを言います。自然のうま味は、カラダに満足感をもたらしてくれます。
こんな研究もあるそうです。
(英国で行われた研究)・・・うま味の主成分であるグルタミン酸とイノシン酸には、食品をおいしく感じさせ、食事の満足感を高める効果がある。
食前にうま味の含んだスープを飲んだグループと、飲まないグループだと、飲んだグループの方が、食事の摂取量が少なかったという研究もあるそうです。
ここで注意するのは、あくまで自然な食材が材料のダシにすることです。(※”タンパク加水分解物”、”うま味調味料”は違います。)
②化学調味料をなるべく避ける
化学調味料とは、タンパク加水分解物や、グルタミン酸ナトリウムと呼ばれ、うま味調味料ともいわれます。
タンパク加水分解物・・・アミノ酸を主成分とした、加工食品にうま味やコクをつける化学調味料
③人工甘味料はなるべく避ける
人工甘味料を多く摂取してしまうと、肥満・糖尿病につながるといわれています。人工甘味料には砂糖の約200倍から4万倍もの甘みがあり、依存性があるといわれています。
やはり強い甘さは依存性が高いので、注意です。
④亜鉛を摂り、味覚を補う
亜鉛が不足すると、味覚異常になるといわれています。そのため、亜鉛を意識して摂取することも、味覚の改善につながると考えられます。
👇こんな食べ物がオススメ!
亜鉛を多く含む食べ物・・・牡蠣や牛肉、鶏肉、豚肉、卵、ごま、のり、ワカメ、昆布、カニ、スルメ、白米、納豆、ブロッコリー、レバー
3.まとめ
今回は、なかなか痩せない原因かもしれない
マヒした味覚の改善法についてご紹介しました。
マヒした味覚の4つの改善法!
①汁物のだしのうま味で食欲抑制?
②化学調味料をなるべく避ける
③人工甘味料はなるべく避ける
④亜鉛を摂り、味覚を補う
舌が好む食べ物が、ジャンクフードなど「カラダに悪い食べ物」になると、味覚がマヒしてしまいますマヒした味覚を完全する4つの方法をぜひ試してみてくださいね。
次回は、「寝る前に食べると太りやすい?」がテーマです!
「寝る前に食べると太る」とは言うものの、寝る前にお腹が空いて何か食べたい...というときのために寝る前におすすめの食べ物も紹介しています。