vol.2「老化をすすめるのは〇〇〇だった...」
前回は、vol1.「美肌をめざすなら、知っておきたい血糖値の話」では、食後高血糖によって発生するAGEs(老化促進物質)が老化現象を進めてしまうことが分かりました。
つまり、肌のハリが減ったり、シミが増えたり、脂肪がつきやすくなったり、骨にも悪影響を及ぼす可能性があると考えられるのです。
今回は、そんな老化を防ぐためにはどう食事を気を付けたら高血糖値を抑え、老化を抑えられるかについて書いていこうと思います!
<< 目次 >>
1.老化の原因はこの2つだった!
1-1 原因①食べ物(の選び方)
1-2 食後高血糖が太りやすさにつながるワケ
1.老化の原因はこの2つだった!
老化の原因は、「食後の高血糖になってしまうこと」です。
なかでも、「血糖値を急激に上げてしまうこと」は特に良くないです。
そして、「食後の高血糖」の原因は、①食べ物と②食べ方にあります。
原因①食べ物(の選び方)
実は、食べ物には
・血糖値を上げやすいもの
・血糖値が上がりにくいもの
があります。
GL値(グリセミック指数)・・・食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値。食品の炭水化物50グラムを摂取した際の血糖値上昇の度合いを、ブドウ糖(グルコース)を100とした場合の相対値で表す。
GI値というものを参考に食べ物を見ると、こんなに血糖値の上がり具合が違います。
そして、GI値よりも最近は食べる量も考慮したGL値の方が正確だと言われていて、
GL値(グリセミック負荷)・・・グリセミック指数に炭水化物の重量をかけた値で、血糖値を上昇させる程度をあらわす指標。
<<GL値の目安基準>>
20以上 高GL
11〜19 中GL
10以下 低GL
※数値が低いほど、血糖値の上がり方が緩やかとされています。
GL値の基準で食べ物を見てみると・・・
↓「血糖値の上がりやすい食べ物」の順番がよくわかります!
意外と低い食べ物・意外と高い食べ物
イメージ通りの食べ物もがあったんじゃないでしょうか??
なるべく低GL値のものを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、食後の高血糖は、太りやすさにつながるともいわれているからです・・・。
食後高血糖が太りやすさにつながるワケ
血糖値が上がると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。
インスリン・・・使いきれなかった糖を脂肪に変えて蓄える働きがある。
↑のような働きがあるため、インスリンが大量に分泌されてしまうと太りやすくなる。
だから、痩せたい人・太りにくい体が欲しい人は、食後高血糖は避けた方が良いのです。
GL値を参考に、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?
次回は、「老化を防ぐ食べ方って??」をテーマにAGEs(老化促進物質)を増やす原因②「食べ方」について書いていこうと思います!