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わたしにとって、noteとは。
謝辞
先日、noteで瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう』特設noteを発見し、全文公開の方のみにはなりますが、読ませていただきました。それに刺激を受けたので、今月は早い時期になりますが、記事を更新します。
先ず、瀧本哲史氏が夭折されたこと、改めてお悔やみ申し上げます。
そして、このような特設サイトを設置し瀧本氏の声を届けてくださった柿内芳文氏に感謝申し上げます。
上の方にリンクを貼っておきますので、是非覗いていただければ幸いです。
注意!!!全文公開の方を無料で読めるのは2020年7月6日24時までだそうです。
#瀧本宿題
正直言って、今回の記事はこの宿題に応えようと思って作成した訳ではありません。また感想を述べるものでもありません。
ただ、この特設サイトの記事を読んで改めて自分が2020年からnoteを始めた理由や自分にとってのnoteについて記事にするのは無駄なことではないかもしれないなと勇気づけられたから、
そして瀧本氏が講義の第一檄で外山滋比古先生の「思考の整理学」について紹介されていましたが、
まさに自分のnoteはこの「思考の整理学」で編み出してみた自分の思考の整理方法の過程の一つだから、という理由です。
瀧本氏の講演や記事を先日まで読んだことはなかったので、氏の真意は存じませんが、偶然自分のお気に入りの本が紹介されていたのは面白いなと思います。
思考の整理法
私が外山滋比古先生の「思考の整理学」を読んだのは大学受験が終わってからです。他にも読みたい本があったし忙しかったのでこの本を手に取るのが遅くなってしまいました。
なぜ読もうと思ったのかといわれると明確な理由はないのです笑、
ですが、社会人として出ていく前に自分なりの思考の整理のルーティーンを決めておけば、些細なアイデアや感じたことをもっと有効活用でき、自分の意思決定の一助になるかもしれないと考えていました。その参考になればと思って読みました。
他にも読んでみましたが、個人的にはこの著書が一番参考になりました。
外山氏は自分の思考の整理法を紹介されていましたが、整理方法を明確にパターン化されていて、そして己のアイデアをメタ認知する為に時間を活用されていました。
簡単にいうと、
日常生活で湧く些細な疑問やアイデアを一旦自分の頭から遠ざけ時間をかけて熟成させ、しばらく経って見返すとうまく熟成したものと熟成が足りないもの、淘汰されるものに概ね分かれる
という感じでしょうか。
私の整理法
「思考の整理学」の内容には触れないようにします。ネタバレは面白くないですし、やはり図書館で借りるか本を買うかなどして読んでいただきたいからです。
なので、早速私の現時点の整理法を紹介します。
メモ帳またはGoogleフォト → ルーズリーフ的なもの → note
この3過程です。
1 メモ帳またはGoogleフォト
先ず、大きな疑問やアイデアはもちろんのこと、下らない疑問や些細なアイデア、Twitterや本を読む中で感じたこと、今の気持ち。。何でもいいので書き出してみます。心に残った写真や本の一節、ネット記事の一部などメモしきれない内容については、写真またはスクショを撮ってGoogleフォトにまとめて保存しておきます。
メモ帳は携帯できるサイズにし、ペンも常に持ち運びましょう。また、付箋に書いたことをメモ帳に貼っておくと、紛失しないし良いと思います。
GoogleフォトでなくてもPinterestやpixivでも何でもいいと思います。とにかく自分が手軽に保存できてすぐに見返せそうなものを有効活用すれば十分です。
もちろん、紙媒体でなくデジタル入力でも構いません。でも世の中に発信するSNSやブログは使用しません。
これは第一熟成なので。自分の中に放っておきます。
重要なことは通し番号をつけ、日付とおおよその時間を明記することです。なのでGoogleフォトはアルバムに保存しても並び替えていません。
通し番号と日付は忘れないように私も気をつけています。
2 ルーズリーフ的なもの
次はB5サイズやA4サイズなどメモ帳より大きな紙や媒体にメモしておきます。
私は、Microsoft OneNote につらつらメモしています。ルーズリーフで最初はメモしていましたが、すぐに電子媒体に切り替えました。
ここでは講演会のメモや質疑応答のメモ、そして1から数ヶ月前のメモ帳を見返していいなと感じたアイデアのエッセンスを書いています。アイデアに共通項があればまとめてしまいます。
Onenoteも自分の中に秘めておく段階です。
写真の通り、このノートの通し番号をつけています。見開きページあたり一通し番号です。そして、ノートを作成した日付とメモ帳の通し番号を忘れず書きます。
自分が質問したことや発言したこともメモっています。自分がメモったことが何かわかるようにしておくのがミソです。
3 note
外山氏が「メタ・ノート」と読ばれているもので、先生の思考の整理法の最終過程にもあたります。
私の整理法ではnoteの登場です。
2の過程でまとめたノートをさらにまとめていきます。アイデアはとことん取捨選択していきます。
先生はメタノートに通し番号と題目、日付、参照をつけてからノートを作成されてるようですが、noteでは簡単にこれらの作業ができます。私はここでは通し番号をつけていません。noteの掲載順を見ると順番もわかりますので。
さらに、先生はこのメタノートから本を書かれて出版されていると言ったことを仰っていました。が、noteでは一般公開するので、この過程が短縮されます。
そして、自分のメタノートを世間に晒すことになるので、責任持って書くことが求められるのではないかと考えています。少なくとも自分がnoteで記事を書く時、自分のメタノートとして作成しているので文章は読み返しますし、参考文献があればリンクを忘れないように注意しています。
何より、自分のアイデアを振り返りながら書くのでメタ認知しやすいのではないかと考えています。
私がnoteを始めた理由
上記の通り、これは自分のメタ・ノートだからです。だから自分が学んだことや疑問に感じたことを整理して書いているつもりですし、ハートマークやコメントを頂いてさらにメタ認知できるようになれば良いと考えています。
noteは自分の思考の整理の最終過程で必要なノートです。他の方の記事も楽しく読ませて頂いていますが、やはりこう思います。
自分にとってnoteはメタ・noteなのです。
宿題の答えになっているか不明ですが、noteではこういう目的を持って書いているということを改めて発信したいと思いました。このようなきっかけを作ってくださった瀧本氏、柿内氏には改めて感謝申し上げます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。