ごきげんよう、霜村夕季です。
ノーベル賞受賞者発表の季節と読了の勢い(笑)にまかせて、
『ノルウェイの森』関連記事、第3段です!
ちなみに前回までの記事はこちら。
前回は、作中に登場する『文学作品』まとめでしたが、
今回は名前が挙がる『作家』をまとめました。
そんな方はぜひ、参考にしてみてください。
1.主人公が受ける講義に登場する作家
主人公は文学部の大学生。
必然、大学の講義に登場する作家たちも多岐にわたります。
1)ラシーヌ
2)イヨネスコ
3)シェークスピア
4)クローデル
5)エイゼンシュテイン
6)エウリピデス
7)テネシー・ウィリアムズ
2.主人公が好きな作家
主人公の好みには、村上春樹さんの好みの一部が投影されているような気がします。
1)トルーマン・カポーティ
20世紀半ばに活躍した、アメリカの小説家。
2)ジョン•アップダイク
3)スコット•フィッツジェラルド
4)レイモンド・チャンドラー
3.主人公の同級生たちが好きな作家
作品当時の一般的な大学生の例として、主人公との比較的に登場する名もなき同級生たち。
そんな彼らの読む作品からは、当時の世相や若者の嗜好を伺い知れて興味深いです。
1)高橋和巳
2)大江健三郎
3)三島由紀夫
4)現代のフランスの作家
こちらは具体的に名前が出ている訳ではないですが、
1960年代当時のフランスの人気作家といえば、この方々ではないかと推測しています。
4.永沢さんが好きな作家
モテるし頭も良い、万能な先輩•永沢さん。
そんな彼の好みの作家たちも、彼らしいと思える面々。
1)バルザック
2)ダンテ
3)ジョセフ・コンラッド
4)ディッケンズ
5.美大生の伊東が好きな作家
終盤ちょっとだけ登場する、主人公のバイト先の友人•美大生の伊東。
本当に端役ですが、彼の文学的嗜好もなかなかおもしろいなと思いました。
1)ジョルジュ・バタイユ
2)ボリス・ヴィアン
あなたはどの作家の作品を読む?
ご存知の作家•好きな作家はいましたか?
逆に、初めましての作家もいたんではないでしょうか。
小説の世界観をより深く理解しつつ、新たな読書の扉が開けそうですよね。
『ノルウェイの森』一冊読むだけで、他の多くの作品との出会いも広がる。
そんな奥深さが、『ノルウェイの森』にはあります。
ぜひ、読んでみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪
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