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「仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢」を読んで

どうも、こんにちは

自己紹介をまだ読んでない人は下から

最近は習慣的に読書をするようになっています。午前は動画編集、午後は読書、みたいな感じで継続的に活動ができているのでいい感じです。

午前と午後の間で数時間休み休みでないと身体がついてこないのでそこを埋めるべく活動をコントロールしています。

さて、今回は北野貴大さんの「仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢」の感想です。

結論からすると、今の自分の状態はポジティブな視点で言うとキャリアブレイクであり、捉え方次第なのだなと思いました。

キャリアブレイクにも種類があるようですが自分の場合はライフイベントや病気などが関わるライフ型にあたるそうです。

生きる上で大事にしたいものを考えるには時間を自ら生み出し、何者でもない時間を謳歌するということも大事なのかもしれません。

この本の中には色々なキャリアブレイクのケースが書かれていて、多いのは現状に疑問を感じてしまって体調を崩すケース。特に心身のバランスを崩してしまうと言う表現は多かったです。

自分ははっきりと精神疾患によって休職・離職したわけですが意外とその前に一歩踏みとどまって次の選択を選ぶ人も多いのだなと思いました。

自分が(期間的には少しだけですが)会社に対してモヤモヤしていたのは文化の部分です。前職の会社はカルチャーを非常に大切にしており、そのせいか社内でしか通じないようなノリや言葉がたくさんあったように思います。また、ルールを明文化して伝えていく一方で重要な働くことに関しての所作的なルールは無視している人が多くいた気もします。中途の社員が多かったため、それぞれのベースになっている働き方で動いているため、少しでも話をすれば「この人、この会社の暦短いな」とか「この人うちの会社長そうだな」と入社してすぐにわかるようになりました。

この本の中で出てきたのが「文化中毒」と言う言葉です。確かに会社でしか使わない言葉や特有の文化にモヤモヤするのは社会人あるあるなのかもしれませんが、案外社会人のそうした気持ちをキャリアブレイクで自分の価値観とは合わない価値観をブレイクする=足枷を壊すと言うことが本書では語られています。

会社と自分の気持ちの折り合いをつけるために離職や休職することで自分を見つめ直す期間を設けるのも人生の一部分としてはありなのかなと思いました。

印象に残った部分を挙げておきます。

人生100年時代と考えると、1年は1%です。たった1%リズムを変えただけで、人生が不利になるなんて、おかしいのではないかと思っています。

ブランクがあると言うことで企業がそう言う人の採用を忌避すると言う話の流れで出てきた言葉です。自分の場合は1年休学して、最終的にはもう1年休職期間ができてしまうので2%は人とリズムが違うわけですが、気持ちが楽になりました。また、双極性障害が10年で落ち着くとするのであれば30歳で人生が落ち着くかもしれず、残りの70年は自分らしく普通に生きられるのかなと昨日から思っています。話はそれましたが、今生きてる時間が仮に大事だとしても悩む苦しむ一時停止期間は人生が終わるタイミングで人生の数%にしかならないのではないかと思うということです。そう考えてみれば今の時間は非常に貴重でなんなら人として普通の人とは違う成長を遂げて新しい視点を持ったり成長することができる時間になるのではないかと思っています。

「生きることに、ちゃんと悩んだ。生きることをちゃんと迷うってことを早い年で経験した。周りはきっと一般的なはずなのに。それは、すごい勇気がいる選択だったと思う。そういういろんなことを経験してる人、面白そうだなって思った。

これはキャリアブレイク経験者を採用した経緯について語る場面で出てきました。この視点いろんなな人に持ってほしい。。。前向きな無職は苦しいんやぞ。。。多様性の観点から言えば無職は完全に社会で働くことを放棄した無能ではなく色んな無職がいてそれぞれ目的意識が実はあったりするのではないかと言うことです。自分の場合は離職は休学もあったので人生で2回目で病気の事情を知らない人からは「何やってんの?」って真顔で言われます。そもそも何も肩書を持たない人に対しての社会の偏見が強い気がします。欧米では一般的なキャリアブレイクが日本でももっと一般的になって偏見の目に晒されないことを願います。

多すぎるのでラスト。

なんだかうまくいきそうと思えるような認知状態のことを「自己効力感」と呼びます。

あ、これや。と読んだとき思いました。というか前職の同期にこの言葉を聞いた時に疑問を持ったからです。自己肯定感とも違うし、自信とも違うしよくよく考えると自分に必要なのは自己効力感だったのです。というより、人生で調子がいいときは自己効力感が高いのです。自己効力感の本をいつか読むべきなんだなと思います。

最後にまとめますが、結局は主体性の問題なんだと思います。誰かがいうから、とか、会社が決めるから、とか、親がいうからとかではなく自分の判断で考えて実行して計画を練り直していくのが大事なんだと思います。肝に銘じます。


全体的にかいつまんで話しましたが、興味がある方は図書館で借りるのがいいと思います。10月以降図書館にすごくお世話になっているのですが色んな本が無料で読めて便利です。小学生の頃はとにかく司書の先生が好きで足繁く通ってよく本の製本のお手伝いを休み時間返上でしていたものだなと思います。とにかく自分は本を読めている時間が長いと精神が安定して体調が良くなるようです。多分動的なものが刺激が強くてしんどいのと文字でのコミュニケーションが自分にとって合っているからだと思います。


色々とありますが手帳が届くまで時間があり、暇なのでデイケアに行ったりリワークを検討したり職業訓練校に行こうかなと思っています。ポジティブなことばかり最近は起こるので継続してステップをあげていきたいです。

平日が安定しているから土日の活動をもうちょっと調整したらいい感じになりそう。あとは対人の機会を増やすこと!2月のテーマそれです。


それでは

またね

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