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心の不調についてもっと気楽に話せるようになるといいね、という話し

3ヶ月ぶりの投稿です。
ご無沙汰してしまいました。
この間はfacebookにサラッとアップすることが多かったですね。
いくつか気づきや心境の変化もあったので、またnoteでも綴ろうと思います。

今日はメンタルヘルスについて。
最近の流れでさらっとfbにアップしたのですが、アーカイブ的な意味と、note再開のきっかけにもなりそうなので、こちらでもアップします。

心の不調についてもっとざっくばらんに話せるようになるといいね、という話です。よかったらご覧ください。

昨日10月10日はスポーツの日でしたが、「世界メンタルヘルスデー」でもあったそうです。そんな日があるんですね。昨日ニュースで初めて知りました。

それを受けて、競泳の荻野公介やバレーの大山加奈さんらトップアスリートが、自身が精神的に追い込まれた経験を語るという、イベントがあったそうです。

荻野公介さんは3年前心の不調などを理由に3ヶ月休養したそうです。

「オリンピックで1番を取った時に、速さを競う世界が一瞬終わった瞬間、「あれ?なんで泳いでんだろう?」と思い始めて、東京五輪前に練習に部屋から出ることができなくなったり、夜眠れなくなってしまったり、すごくしんどいなぁ。」ということがあったそう。

バレー日本代表の大山加奈さんも、20歳でオリンピックに出場し活躍の一方で、競技生活は睡眠導入剤や精神安定剤を服用しながらだった、と語ったそうです。

「部屋から一歩出ると視線が集まる環境になって、その頃から夜眠れなくなっていった。本当の自分を隠して強い人を演じているのがとても自分にとってはつらかった。」とのこと。

トップアスリートならずとも、気分が落ち込んだり、自己嫌悪に陥ったり、というのは社会生活の中でも避けては通れません。

僕も完全に仕事中心だった20代後半から30代は、同じような気分になったものです。

だからこそ生き方を見直して、自分らしさを重視して、それまで属していた環境の仲間たちからみたら一風変わった、メンタルサポートの仕事へとキャリアを変えてきました。

最初は家族もいて子供もまだ小さくおっかなびっくりでしたが、自分が好きで価値提供できる仕事を始めて、今ではとても良かったと思っています。

ニュースでは、東大のある研究グループの調査を報告していました。

「うつ病、パニック障害など何らかの心の不調を経験した人は22.9% およそ5人にひとりにのぼる。そして、そのうちの74.6%、4人に3人は医療機関の受診も専門家への相談もしていない。」との結果だったそうです。要はひとりで抱えているということでしょう。

萩野さんは「朝起きて会社に行きたくないなぁ、と思う人はたくさんいると思うし、例えば弱い自分はダメだと思う人がいると思うけれど、僕自身は嘘いつわりなく自分に対して幸せに生きることが大切だ、と思うんです。」と、

大山さんは「どうしても人は自分の足りてない部分やできてないところに目が向いてしまいがちですよね。そうではなくて自分で自分のことを認めたり、褒めてあげたりして自分のことをちゃんと評価してあげてほしいな、と思います」と語っていました。

少し前、女子テニスの大坂選手もメンタルの不調で休養したこともありましたね。

こういう、世界の舞台で戦ってきたアスリートも精神的に追い込まれることがある、とメンタルに苦しんだ経験を話してくれると、心の不調が特別なことではないんだ、誰にでも起こりうるんだ、と認知が一般の人にも広がっていきますよね。勇気ある行動だなって思います。

風邪ならさっと医者に行くし、人にも言えるし、会社も休めるけど、心の不調となると途端に誰にも言えない、相談できない、となっているのが現状でしょう。

本来なら医者や休養、サポートが必要なのは後者なんですが、おかしな話です。

まずは風邪と同じくらいに、いやそれ以上に普通に語られて、サポートされるような時代になるといいな、と思うのでした。

今回のような啓蒙活動が少しずつ影響して、「誰もが自然に笑っていられる社会」になることを望んでいます。

僕も自分のできることを地道にやっていこうと思います。


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