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日本で一番初めにピエールエテックスの絵を描いた凡人として名を馳せようと思う。


 日本で一番初めにピエールエテックスの絵を描いた凡人(自称)です。

(絵だけ見たい方は、すっ飛ばしてねえ(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠))



時飛ばしっ!

おえかきの神さまと、あそびました。


 バスターキートンとチャップリンが好きすぎるあまり、その立ち居振る舞いが(いい意味で)こじらせているピエールエテックス。どういう紹介の仕方だよと思いながらも、たまたま見た映画ポスターに『ぜってぇ、この人。キートンとチャップリン好きだろっ』と直感的に思ったら案の定、そんな感じでした。

 フランスのコメディアン。ピエールエテックス。(1920年代〜2016年。)

 好きすぎて、KEATONとChaplinがついやりたくなっちゃって。やりすぎて、本家・大元から おこられて、作品が出せなかったのかなと勝手に思っていたら。(いつだって、初めの出会いは何となくの適当です。)

 フランスの法律や権利の問題で長いこと上映するのはむずかしかったらしい。だけど、ウディ・アレンとか。ウディ・アレンとか。ウディ・アレンとか。(私が見たときウディ・アレンしかお名前が分からなかった。)多くの著名な後輩達が、

「エテックスさん、めっちゃいいッスよ。映像化してくださいよ!」
 という事で。署名活動が起こって、沢山の人のこれ、おもしろいよが紡がれて。日本にもやって来た。

 それは、彼がだいすきだったバスターキートンと同じように、後年になってからの再評価だった。(らしい。…私の方がエテックスより、キートン好きやからなっ(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠) 推…どこと何を張り合っているのよ。)

 そんな彼のコメディを、日本初公開も含めてオムニバスの短&長編映画があった。そして、それを観てきた。結構前のお話。感想はというと、

 彼は、ともだちだった。
 キートンが推しならば、同じ推しを推す「推し友」。

 フランスの方なので、シャレ洒落boyだけど。若干くどいけど。キートンほど身体能力高くないけど。(めっちゃ言うやん( ̄▽ ̄;) 向こうはこちらをお友達とも何とも思っていないのだから気をつけようね。 )

 くどさに慣れたら、「目で観て分かる演出」が抜群だと思った。淀川長治ちゃんの、(“さん” と言いなさいっ。さんと、)「映画は目で観て、分かるもの」というのを地で行ってるなあと何となく思った。

 初期の必殺仕事人の、光と影のコントラストの演出を彷彿とさせる映像の見せ方だった。(全5分24秒 サムネイルだけでも参考に。)

(…どうでもいいけれど、主水が血を流してこのあとどうなるの⁉ノールック襖開けがかっこよ(´ω`*) こうやって関係ないことが数珠になる。)

もとい。
あと、ひとつ一つの小ボケが上手い。だけど、爆発的な日本で言う所の漫才や新喜劇を見て【声に出して笑う=笑い声】にはなりにくい。にやにや。にこにこ。…が多い笑い。


 あまり人の容姿とかを言いたくないけれど、彼は、お笑いぶさいくです。手足の長いこと。シュッとしていること。スタイルがよくて、古典的なコメディのスタイルには些か不向き。だけど、(好きなんだろうなあ。純粋に、人が笑っちゃうたのしいことが。)と思わせちゃうくらいに、文化祭の演劇で普段大人しい感じの子が、超楽しそうに活き活きやっている感じで冷めている人には受け入れられないけど、心に余裕のある人には尚、心の肥やしになる。見た目シュッとしたほっこりコメディアン。時々、ヒットを打つ。

 彼の代表作「YOYO(ヨーヨー)」はまだ観ていないけれど、何だったけ。短編で、ピクニックにいく内容のやつで一箇所(あ。これ、キートンが見たら「くそっ」って思うやろうな)と思う所があった。キートンが持ち味とはしなかったできなかったを使ったおかしなこと。ピエール、あんたいいよっ。私も、劇場に来た人も声出して笑ったよヽ(*´∀`)ノいい空気だった。
 

 ローレル&ハーディは、トークや掛け合い リズムで人を楽しませるのに対し、ピエールエテックスは 先程も言ったような「目で観て分かる」映像の見せ方で一人ローレル&ハーディをやっている。…気がする。

(ローレル&ハーディ…チャップリンやキートンと同じような時代に活躍をした、デコとボコのコンビ。)


 そんな彼は、ジャック・タチに見出され(誰だよっ)と、まだまだ浸透していないが故のツッコミどころ満載の人であり。そしてまだまだ世間知らずだなあと、「楽しい・くやしい=たのくやしい勉強不足」を思い知らせてもくれる。

  • 不眠症 ←

  • シネマトグラフ…映画館あるある

  • 健康でさえあれば ←

  • もう森へなんか行かない(思い出した。これ。ピクニックのやつ。)

  • 結婚記念日のやつ(タイトル忘れた) 等々。


それでは、一つだけあらすじをご紹介。

「不眠症」

 個人的感想を言えば、「健康でさえあれば」という作品の方が、タイトル的に「不眠症」ぽいけどなと思いました。


「不眠症」

 夜。男(ピエールエテックス)が眠れなくて、眠たくなるまで本でも読もうと。ドラキュラだか吸血鬼だかの本を読みます。(…なぜそれを選んだ(^_^;)) 本に夢中になるあまり男は眠れなくなっちゃいます。(そうでしょうね。)

 非常に小ボケが多く、手品もあり。(あれ。そういう人知っているような気がするなと思いながらも。)

 必殺仕事人のような、明暗の演出があり。そこに音楽も混じり。男ははらはらどきどき。こわいけど、続きが読みたい。だけど寝なきゃ。だけど続きが…という気持ちの振り子です。(だからなぜ、それを選んだ( ̄▽ ̄;) …と、皆が思うコメディです。)

 ツッコミどころが満載で、
「隣で奥さんが熟睡しているのに、部屋の電気こうこうと。明るい所で、本読むな。読書灯にせぇ( ̄▽ ̄;) 」と、思ったり思わなかったり。そしてこれにも意味があったり。それがやりたかったのね、欲しがりさんと思ったり。

 本を読んでいる男と、本の内容(本中劇)の構成でドラキュラもエテックスが演じています。


【あ!あと。これはどうしても言いたかった。】

 彼は、コメディアン兼イラストレーターという側面もある、洒落シャレboyです。映画のパンフレットを買って見たら、一部 彼のイラストがあったのですが。

「えっ、キヨ猫!?」

 と思うものがあって笑い止まらなくなりました。(そっくりというより、似ているという感じです。キヨさん、やっぱりあなた持ってますね。※1958年頃の絵です。パンフレットをお持ちの方、P47 背景ピンクのやつです。これが誠の低空飛行の宣伝です( *´艸`))

 著作権的なもので載せちゃあ だめかなと思って載せませんが、好キヨの皆さん。捜してみてね~。

 そう言えば、私がゲーム実況のキヨさんに心鷲掴みにされたのも、キヨさんがバスターキートンの映画の中で流れていた曲「if I had a chicken」を使っていたからでした。

オールリレーション。
全ては、繋がるのかもしれないね。



〜おえかき〜 ここまで←時飛ばしっ!


相変わらずの握力2ですかという線の薄さ。おでこの影を描くのがむずかしかった。本人は、もうちょい男前。※キートンには劣るけどね。(…おい。)


とりあえず影が、むずかしかった。
忍法・画力のなさを構図と雰囲気と。文明の利器(加工技術)で補うの術。ヽ(*´∀`)ノ



なむか壺にささった大きめの観葉植物的な。何かです。壺の柄が、中国か日本か。なむかアジアぽいなあと目立ちました。絵では分かりにくいですが。描き込めていない所は、なんせ影です。なむか。



この立ち方よ。(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠) そして、この映画のポスターを作った人の、エテックスの「そういうところ」を一瞬で伝える上手さよ。(なにそういうところって。)
…匠♡(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)まだまだ世界はおもしろいね。


ドラキュラだか吸血鬼だかの本を読んでます。





おわり(⁠・⁠∀⁠・⁠)



《参考思考》

キヨってなに?
(ゲーム実況者のキヨさんの実況を初めてみた時のことが書かれてあります。少々断片的。)

はまって、「Ann(アン)」を観たときのこと。


《低空飛行の宣伝》
これが、キヨ猫。
(彼のアイコンです。)


ピエールエテックス
(約2分。こちらの予告編は、ちょっとオシャレすぎて。エテックスのそういうところが、映画ポスターより上手に引き出せていないというか。(ポスターが秀逸だったのです)
もし私が始めにこちらの予告を観たとしても、映画館まで足を運ばないなぁ。なんかむずかしそうと思っちゃいます。(…手厳しくない!?( ̄▽ ̄;) …こういうところも。エテックスのそういうところよ。)だから、そういうところってなに。

(※予告編の中で、今回あらすじをご紹介した「不眠症」のタイトルが「健康でさえあれば」になっておりますが間違いではありません。
 「健康でさえあれば」という作品の中に、4つくらいの短編があって。その中の一つが「不眠症」です。

 エテックス自身が、何度も再編集とかをしてタイトルを変えているっぽいです。ややこしいっ⊂⁠(⁠・⁠ω⁠・⁠*⁠⊂⁠))



またあそぼうねぇ~ヽ(*´∀`)ノ


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