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バンコクで過ごした真夏のクリスマス。

私は23歳の時大好きだったバンコクへとお引っ越しをし、ホテルのフロントで働きながら、2年半のバンコク生活を送りました。

一昨年バンコクから帰国しましたが、この時期になるとバンコクで過ごした真夏のクリスマスを思い出してしまいます。

バンコクはこのクリスマスシーズンになると、各地の大型デパートが全力でクリスマス装備を始めます。

それぞれのデパートに毎年テーマがあり、デパートの入り口には豪華すぎるクリスマスツリーが立てられ(春まで飾り続ける😂)、デパート前の広場には、ここはテーマパークかと思うほどのクリスマスオブジェや、イルミネーションの装飾が施されて一気に華やかな世界に変わります。

バンコクのデパートのクリスマスに対する熱量がすごくて、東京のデパートは意外とつまらないものだったと思い知りました。

そして街中のインスタグラマー達がデパート前の広場に集まり、写真撮影大会が始まるのです。

私のタイ人の友達も立派なインスタグラマーだったので、バンコク生活中に3回クリスマスシーズンを迎えましたが、毎年その時期になるとデパートへクリスマスの写真を撮りに行こうと誘われて一緒に行きました。

この写真は同じホテルのフロントで働いた、タイ人の友達ベンさんと一緒に撮った写真です。

タイ人の友達の素敵だなと思ったことは、ただデパートにクリスマスの装飾と写真を撮りに行くだけなのに、わざわざそれに合わせて新しい洋服を買って挑む姿でした。

初めてバンコクでクリスマスを迎える時は、いい意味でそんなタイ人の姿にカルチャーショックを受けました。

私も小学生の時は、ディズニーランドへ行くたびにウキウキし過ぎてそれに合わせて新しい洋服を買ってもらい着ていましたが、まさか大人になってもそんな風に何かのイベントのために新しい洋服を買うなんて!とほっこりしました。

そもそもデパート前の広場にクリスマスの写真を撮りに行くことを、毎年一大イベントとして捉えているタイ人がとってもチャーミングだなと思いました。

新しい洋服を着てくるどころか、さらに写真映えするためにキラキラの風船を片手に持って待ち合わせ場所に来る友達もいて、なんて愉快な国なんだろうとタイをもっと好きになったきっかけにもなりました。

大人も子供も関係なく、キラキラしたものをキラキラ楽しむタイ人の姿を思い出すと、寒い東京にいても心がポカポカしてきます。

ちなみに私のタイ人の友達は、2時間にも及ぶ写真撮影会のせいで、次の日筋肉痛になっている人もいて本当に面白かったです。

バンコクにいた時は東京のさむ〜いクリスマスが恋しいだなんて思ったこともありますが、東京にいる今は暑苦しい熱風の中、ダラダラ汗をかきながらマンゴージュース片手に何十種類のポーズを決めて、写真撮影大会をしていたバンコクの熱い暑いクリスマスが恋しいです。

もうすぐクリスマスですね!

今年もみなさんが素敵なクリスマスを迎えられますように🎄✨

ここまで読んでくれてありがとうございました。

それではサワディーカー。

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