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かんじかたってかわるなぁ

数十年ぶりに花火をした
子供の頃は夏になると親や友達と一緒にやっていたが
大人になってからは初めてだなぁ

まず、準備をする
昔はバケツに水を溜めていた。
今はそこに花火をいれると固まってそのまま捨てれるという優れものができていて時代の変化を感じた。

そして、安全確認をする。
子供のころは気づかなったけれど花火をするって
結構、準備がいるものだ。

子供たちは花火を眺めながら
「もうできる?」「もうはじめていい?」と
口々に言う。

きっと、自分もこうだったのだろうなぁ。

そして花火に火をつけると
懐かしい夏の香りが鼻を駆け抜けた。
なんともいえないこの香りに顔がほころんだ。

子供たちの顔が花火に照らされる。
その表情をみてまた顔がほころんだ。

子供の頃は持ちての部分が長く感じたけど、今は短く感じる。
花火が付いてる時間も少しばかり短いように感じたのは、大人になったせいなのか。

花火に一点集中せずに私の視線が
花火を持っている周りの人間に変わったからなのか。

でも、あの頃と変わらない感情は花火を全てやり終えた後はなんだかちょっと切ない気持ちになる。

こどものころは「終わっちゃた~寂しい~」だった。

大人になった今は「この切なさってなんかいいんだよなぁ」

また来年も花火をしよう


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