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#全身性エリテマトーデス
病気について、検査数値の見方
入院や外来での検査の時に、検査結果を渡されてどこを見れば良いのだろうと困る事があると思います。そこで見るポイントを簡単にまとめてみたいと思います。
全身性エリテマトーデスの場合活動性
抗ds-DNA抗体
SLEに得意的な抗体で活動性がある場合は上昇するので、日々の検査では上昇してない事を確認する
補体C3・C4
C3基準値: 86~160mg/dl
C4基準値: 11.0~34.0mg
膠原病(SLE)と上手くつきあうポイント
膠原病と上手くつきあうポイントをまとめてみます。あくまで私がまとめている内容なので参考までに。
日常管理SLEはあくまで薬でコントロールされているだけであり、ステロイドを勝手に減量すれば再燃してしまいます。すなわち、症状がないことと病気が治ったこととはイコールではない。
ステロイドが多いと食欲を増してしまうので、思いのままに食べていると太ってしまう。
ステロイドによって骨粗しょう症をおこす場
全身性エリテマトーデスに見られる症状
全身症状全身倦怠感
易疲労感
発熱
局所症状頭
けいれんをおこす
うつ状態になる
脱毛
顔
蝶型紅斑という発疹
口内炎
心臓
水がたまる
腎臓
障害がおこる
お腹
腹痛
手
赤い斑点がでる
指が白くなる
足
あざができる
ふしぶしが痛くなる
足がむくむ
全身の様々なところに症状があらわれる事がわかります。
全身性エリテマトーデスとは
全身性エリテマトーデス
全身性エリテマトーデスは、英語の病名Systemic Lupus Erythematosus の頭文字を取ってSLEともよばれています。
SLEは慢性の経過をたどる炎症性の病気で、症状はよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴。治療がうまくいくと、症状がなくなる、いわゆる寛解という状態に入るようです。
どんな人がなるか圧倒的に多いのは女性、妊娠出産で発病する事もあるよ