全身性エリテマトーデスとは
全身性エリテマトーデス
全身性エリテマトーデスは、英語の病名Systemic Lupus Erythematosus の頭文字を取ってSLEともよばれています。
SLEは慢性の経過をたどる炎症性の病気で、症状はよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴。治療がうまくいくと、症状がなくなる、いわゆる寛解という状態に入るようです。
どんな人がなるか
圧倒的に多いのは女性、妊娠出産で発病する事もあるようです。発病年齢は20~40歳がいちばん多く、とくに20歳代が全体の40%となり、逆に男性はすごく珍しいので症例としてもあまりないみたいです。
原因
SLEの原因は、まだほとんどわかっていないらしく、わかっているのは、その病因には、遺伝、免疫、ホルモン、環境要因などが複雑に関与しているということ。
そしてSLEにおける臓器障害は、DNAと抗DNA抗体の結合物(=免疫複合体)が組織沈着するためにおこるようです。
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