見出し画像

心配ではなく、サナギが無事に羽化した先の未来に意識を向ける | 自由に生きる探究(11)

こんにちは!りかです。
お金のことや仕事のこと、結婚や子育てのことなど、人生にはいろんな悩みや難しさがあるものですよね。わたしもたくさん悩んできました。でも「自分の意識を変えると、現実も変わる」ということが経験的に腑に落ちてから、どんなことも実験みたいに楽しんでみようって気持ちになりました。
そんな日々のことをゆるく、気軽に綴っていきますね。

月に寮生活が始まってから初めての連休、ゴールデンウィークがやってきました。寮から家に戻ってきた5年生の息子が「ごめんね、ごめんね」と独り言を繰り返しているという件の、その後です。

前の投稿↓




いまこそ、意識のツールを使うとき


息子に意識や心の使い方を身につけてほしくて、3年生の終わりごろに魔法使いの学校に連れていきました。

受講時は「生クリームが苦手」や「クレープが食べられない」といったことを扱っていましたが、意識の仕組みはちゃんと身についているのか疑問に思ったりもしました。

でも、今回改めて5年生になった息子と一緒に意識のワークをすると、心の中の道具たちがしっかり使えていることがわかりました。まるで自転車の乗り方を覚えているかのように、意識のツールも使いこなせていたのです。大人も子どもも、意識の使い方に違いはありませんね。


さぁ、どのツールを使おうか


私の個人的な視点が妨げになるといけないので
(=わたしの個人的なフィルターを通した知覚なので)

どのツールを使うか、息子に決めてもらうことにしました。本人が決めることが最も効果的だからです。子どもだから、自分で決められないわけではありません。息子はぴったりなツールを選びました。その選択がまたすごいんです!

ピッタリなものを選択!
すんごいな、意識…!!

たとえ混乱のなかにいても
源は、目覚めているんですね。


そして、わかったこと


というわけで、自宅でコツコツ、
わたしと二人でアバターのプログラムを行うことに。

その過程でわかったのは
寮生から通学生に戻りたくなったきっかけは
同室の子に自分の持ち物を勝手に使われることや
同じお子さんからの暴力と暴言。

息子に対する暴力と暴言ではないけれど
同じ空間のなかで
日常的に耳にしたり目にすることで
息子の内側に混乱が起こっていることや

その子は息子のことが好きなようで
仲良くしようとそばにくるのだけれど
息子は、それが心地よくない、ということ。

それから、夜に眠るときに
私や夫がいなくて寂しいということ。


どうサポートするか


そして、息子は自分で意識のツールを使って、
これらの問題に対処し始めました。

わたしは、アドバイスはしないし
言葉で慰めることも言いません。

(日常のなかでも、出来るだけそうしています)

わたしの個人的な視点を介入させることは
彼の意識の探検の邪魔になってしまうので。

ただ、彼自身の力でシフトすることを信じて
意識を探検するワークのガイドをします。

どーんと、大きな信頼だけ持って
精神的に安全な空間を用意するかんじです。

息子は、かなり弱っていて
精神的な体力がなくなっていたため
段階的に行う必要がありました。

というわけで、
まずは、息子の「意志の力」を起こして
創造エネルギーを増やし
創造エネルギーの方向づけを練習し

創造エネルギーの無駄使いが起こっていることを扱って。

創造エネルギーの量が増えると
これまで気づいていなかったことに
気づきやすくなります。

息子の意識のなかで
こんがらがっていたものが
いきなり解けていきました。


そして、何か不確かで不透明だったことが
息子のなかで明確になり
我慢していた寂しさが、溶けていきました。

すると、同室の子に対する捉え方が変わったのでした。


価値判断を手放していく


そこから、さらに創造エネルギーを増やし
知覚技能を伸ばす練習をしてから、
あらゆる価値判断を手放す
、という練習へ。

一連のプログラムを始める前から
息子は、価値判断が作用しているということを理解していて

「これって◯◯君がどうのこうのじゃなくて
(息子自身のお友だちに対する)
自分の価値判断だよね?」と言っていたので

この「あらゆる価値判断を手放す」という練習では
しっかり時間を取って
じっくり自分の意識の内側を探検していました。

「あの子は、こういう人間だ」って決めつけて
それが真実だ、ってするのではなくて
自分が貼った価値判断なのだとわかること自体、
いい年をした大人でも簡単ではないこと。

最初はやり方を忘れてしまっていたけれど
一年半前に経験的に学んでいたことだったので
すぐにコツを思い出して
どんどん手放していくことができました。


自分が、人生の源になる


あらゆる価値判断を手放したあとは、
人生の源になる練習。

人生の源になる、というのは
「誰かがこうだから、自分はこうなんだ」ではなくて
いま経験していることの全ては
自分が創り出していることなのだ、と

知的な理解ではなくて
経験的に、体感として
それが腑に落ちて

さらに、いまこの瞬間に
自分の人生を創り出す意識になること。

もうこのときには、瞳の奥が変わっていて
気づけば、情緒不安定な感じも消えていました。

それから、さらに、
もう一段、彼の内側で起こっていたことが
明らかになって統合されるツールを使って、
プログラムは終了。

うん。
いいかんじ。

「明日の学校、どうする?
行くなら、送っていくよ。」

「行く。」

と、息子は短く答えて
そして、一緒に寮に持って行くリュックの中身を詰めました。



親と子どもの意識は繋がっている


もしも、私の子育てのなかに
アバターツールがなかったら。

もともと心配性だった私は、
息子の不安定な様子をみて
不安に飲み込まれていたと思います。

心配することが愛情だと
勘違いしていたから。

息子のためと思いながらも
実際には自分のために
息子を言葉で説得したり、
なぐさめたりしたことでしょう。

相手のお子さんへ憤りで
いっぱいになったかもしれない。

学校や寮の対応が行き届いていないと
不満に思ったかもしれない。

情緒不安定になって独り言を繰り返す息子に対して
言葉で勇気づけをして
息子は気持ちに蓋をして我慢して
頑張って元気なフリをして
乗り越えたつもりにさせていたかもしれない。
根本的なことは、未解決のままで。

意識を扱うすべがあることで
物事を複雑にしていくのではなくて
ただ息子の本来の力をエンパワーできることが嬉しい。

サナギが蝶になるまで
物理的にも精神的にも
安全な空間を創ることができることも嬉しい。

甘えん坊で繊細さんでここまできた息子にとって
寮生活は大きなチャレンジ。
息子溺愛な私と夫にとっても、大きなチャレンジ。

ゴールデンウィーク明け。
息子を学校に送って
担任の大人(この学校に「先生」はいないの)と
現状について話しました。

息子にも、今回のきっかけになったお子さんにも、
周りにいる他のお子さんにも
みんなにとって、良いようになることを意図して。

サナギが無事に羽化した先の未来に意識を向けることが、
母として、アバターマスターとして出来る、お手伝い。

親と子供の意識は繋がっているから
良くも悪くも、影響力が大きい。

子どもの心が不安定になっているときに
できることがある。
こちらが、どーんと構えておくこと。
シンプルに、信頼すること。

ずっと仕事でしてきたことが子育てに役立っていて
とてもとても、ありがたい。

その後のことも、綴ります。
あと数回、お付き合いいただけますと嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

あなたが、いまどこにいて
誰といて何をしていても
いつも健康でしあわせでありますように。


もし、はじめましてでしたら
ご挨拶させてください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?