卑劣
どうして私が言われないといけないのか
何故論点をすり替えて、自分を正当化するのか
耐え難い屈辱と罵声を
私は何故我慢したのか
悔しくて涙が止まらないくらいなら
全てぶちまけてしまえば良かった
誰かにその役を演じてもらうくらいなら
全部投げ出して、アイツを殺めてしまえば良かった
もっと早くそうするべきだった
今この瞬間も生きているアイツらは
とっくに死んでいい人間だった
どれ程の憎しみと痛みを丸め込んでしまったのか
もう、入り切らなかったはずなのに
私は善人じゃない
死んでいい人間なんて居ないんだよなんて綺麗事
そんなものは、とうに捨てていた
元々私だって死んでいい人間だ
眠っていた獰悪を目覚めさせたのは貴方だ
唇を血が出るまで噛み締めたこと
どちらがこの世から居なくなろうが
私はこれから先ずっと恨み続ける
貴方がもし、この世を去りそうなら
聞こえる距離でずっと言い続けてあげる
そして貴方が去ったなら、その魂を呪ってあげる
私と同じように
もし最大の苦しみの中去ったなら
さらに上塗りしてあげるから
さっさと
わたしも
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