「ルーツ」
こんにちは!
早秋の時期、益々、日が沈むのが早くなり、秋に向かっていくのが感じられますね。
夏が終わると、心なしか寂しく感じます。
もしからしたら、気持ち的にも下がっていく傾向にあるかもしれません。
しかし、自分の心の事、まずメンタルの根本的な部分を理解していけば、
何も恐れることはありません。逆に無限に上がっていきます。
そのことについて以下の3点で書きます。
①ルーツとは?
②メンタルの構造とは?
③では実際どうすればよいのか?
①ルーツとは
自分がなぜ生まれたのか、
科学的には判るとは思います。
両親がいたから。。。当たり前ですよね!?
しかし、なぜ、自分という意識が生まれてきたのか?
正直判らないと思います。
しかし、自分のルーツを辿っていくと
見えない力が湧いてきます。
私にも6歳の子供がいますが、
子供ができたとき、生まれたとき、親はどんな気持ちでしょうか?
ほとんどの親が嬉しい、幸せに生きてほしい、と願って生むのだと思います。
それは、自分の親も同じ気持ちで、さらにその親も同じ気持ちで
あるはずです。
その願いが、1つの糸になり、さらにもう一つ上の世代の願いが一本の糸になり、その糸が段々重なって、何百年も何千年も繋がっているのです。
「君の名は」で”結び”というお話がありましたね。
生きとし生けるもの、すべての命は繋がっているといえます。
この繋がりがどういうものかを知ること、つまり先祖の事を知ることで
自分の基礎(ルーツ)を知ることができます。
②メンタルの構造
これはTPSと呼ばれるトヨタの生産方式を図式にしたものです。
ググると色々出てきますが英語版だとこういう感じです。
そして、私が考える自分のメンタルの構造は以下のようになると思います。
つまり、先ず自分を建てるには、基礎である自分のご先祖様のことを知る必要があるのです。
そうすると、住宅の基礎と同じで、
自分の土台、ベースが安定していきます。
これは大樹の根っこと同じだと思います。
その時、初めて自分が生まれたのはその先祖の気持ちがあるからだと
理解する事ができます。
自分は自分だけの為に生きてるのではなく、今はこの世にいないけれど、
立派に生きてほしい、幸せに生きてほしい、とご先祖様が願われた思い、
が自分の中に存在する事が解るからです。
この先祖の思いが強ければ強いほど、長ければ長いほど、
根っこは時代を超えて張り巡らされ、年を追うごとに強くなります。
つまり、現代の我々の思いはかなり強く、重なりあっているといえます。
③では実際どうすればよいのか?
実家に行って、自分の祖父や、そのさらにその親がどんな人だったのか
調べてみましょう!
私の祖父は親父が5歳の時に、交通事故で無くなりました。
当時は集落レベルのド田舎では珍しくハイカラで国産ハーレーと 呼ばれた陸王に乗っていたそうです。大阪の刑務所で看守として働いていたようで、滋賀県大津市から大阪まで通っていたとのことです。
しかし、交通事故で36歳で亡くなりました。その時は、息子のため
つまり私の父親の小学校入学祝いのランドセルを買ってきた帰りだったそうです。私の父はその血のついたランドセルを背負って小学校に通ったそうです・・・
このお話は長くなりますのでまた今度・・・
そして、この自分の先祖を知る事で、自分がどんな人間なのか
少しずつ解ってきます。
昭和20~30年ごろの刑務所の看守といえば、戦後のヤクザや愚連隊など、今の半グレと呼ばれる若者などとは、比べものにならないぐらい恐ろしい受刑者の相手をしていたという事です。
という事は私のお爺さんは相当な強いメンタルとフィジカルを持っていたのではないでしょうか。
(まあ、それより強いメンタルを持っていたのは私のおばあさんなのですが。。。)
とこのようにルーツを辿っていくと、どこかで、
今の自分と繋がる部分が出てきたりします。
それが、気休めであろうが、なんであろうが少しずつ、自分の事が解ってきます。
そして、先祖(ルーツ)に繋がっていくのですが、ビックリするぐらい不思議な体験に意味があると感じるようになります。
高校2年生の時、私もアメリカンのバイクに乗っていました。
そしてよそ見をしていたら前の車が信号待ちで停まっていました。
咄嗟にブレーキを踏んで自分は転倒しましたが、前の車と衝突することもなく、無傷でした・・・
不思議とその道は私のお爺さんが亡くなった事故現場の近くだったのです。
また、私の父親は酒呑みで昔、仕事帰りに呑んだ帰り道に、最寄り駅から田舎の田んぼ道を運転していました。そして、広めの用水路に軽トラックで頭から突っ込みました・・・
フロントガラスはバリバリに割れ、顔は血だらけでしたが特に大事に至りませんでした。しかも2回も同じ事故を起こしているのに無事なのです・・・
こういう体験をすると、明らかに何か見えないものに護られている、としか思えないのです。
そうすると、私は何か大きな力に生かされているのではないか?
と考えるようになります。
つまりこれが、「天命」ではないか、と思うのです。
そのことが解ると、生きるエネルギーが湧いてきます。
不思議ですよね。でもこの先祖のこと、ルーツを知っていくと
ビックリするぐらい気持ちが上がってくると思います。
なぜなら、ご先祖様が生きろ!と背中を押してくれているのですから。
私のお爺さんはわずか36歳で亡くなったんです。
もっと生きたかったに決まっています。
その代わりに私が今、生きているんです。
前向きになれないはずがないです。
きっと、皆さんにも同じように、先祖のルーツを辿っていくと
自分が今、生きている理由が解ってくると思います。
実は、さらにそのもっと昔のルーツのお話もあるのですが
それはまた次回お話したいと思います!
以上、(・∀・)イイネ!!よろしくお願いいたします^^
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