「縁」
皆さんこんにちは。
処暑の候、いかがお過ごしでしょうか。
この度、短い間ではありますがSBI大学院大学の学生会会長を務めさせて頂きます
この学生会グループには設立時から参加されている諸先輩方の方や2020年度春期に入学された方もいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介とご挨拶をさせて頂きます。
私は現在、米国の航空宇宙防衛関連機器メーカーに管理職として勤務しております。
先日、はやぶさ2が地球に向かって帰ってくるという記事を拝見しました。実は私たちが扱ったパーツもはやぶさ1に続いて2にも搭載されています。旅行が好きな私にとって50億kmも旅をした惑星探査機がもうすぐ地球に帰ってくると思うとワクワクします。微力ながら、この偉業に貢献できる仕事をさせて頂いていることを嬉しく思います。
また、副業として自分でリフォームした戸建の大家業もさせて頂いておりますので、DIYなどでお困りでしたら是非ご相談ください(笑)
自分の性格についてですが、私は生来好奇心が旺盛で人見知りを全くしません。今まで駐在員やバックパッカーなどで海外に住んでいたこともあり、あらゆる国の人たちと関わってきましたので相手がどのような立場の人であっても、敬意を払いながら普通に接することができます。
肩書きや地位がどれほど素晴らしいとしても、その人個人で見れば対等な一人の人間同士だと思うからです。
お蔭様で色々な方と良いご縁を繋いで頂き、人間的にも素晴らしい方々にもお会いする事ができました。また、尊敬に値する人ほど物凄く物腰が柔らかで、対等に扱ってくださるという点が共通しており、ますます人間力がある人物になりたいと思うようになりました。
ところで皆さんがMBAを取得するにあたってこのSBI大学院を選ばれた理由の一つとして最も大きなものは“人間学”という考え方に興味を持たれたからではないでしょうか?
私は、前々会長の本橋さん、前会長の福士さんの流れを組んで、このグループを通じて在校生、OBという枠組みを超え、前向きでエネルギーのある方々が繋がれるようなグループにしたいと考えています。
「袖振り合うも多生の縁」
という言葉は皆さんもよくご存じだと思います。道を行くとき、見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも、前世からの因縁によるという意味から、小さな事や人との交渉も偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのであるという古いことわざです。
勿論、見知らぬ人と触れ合いたくない、という方もいらっしゃるかも知れません…
しかし、よく考えてみてください。今、みなさんと親しい友人や夫婦でも元々は全くの他人なのです。
私はどこでどう繋がるか分からない縁であろうとポジティブな縁、
「良縁」
であれば必ず将来自分の人生にとっても、相手にとっても良い影響を与えると信じています。
私がこのSBI大学院を選んだのは、他にもグロービズ大学院など候補にありましたが、とある「縁」を感じたからです。
それはオンライン説明会が終わったあと、事務局の増田さんと色々と身の上話をしているうちに、増田さんが北尾学長の「修身のすすめ」という本を贈ってくださいました。これも一つの良縁ではないかと思い、早速入学願書を書きました。
その結果、お陰様で私は非常によい選択をしたと思っています。
現在、私は2年目で来年4月に卒業予定ですが、ただ単にMBA資格を取得するだけではなく、自分自身を内面的、人間的により成長させたいと考えています。
では、どのように自分自身を成長させるのかというとやはり、
先ず成功者を真似ることです。
周知の事実でありますが北尾学長は幼少の頃より論語を学ばれ、人間力を高められてきました。
正直な所、私は薄学で田舎生まれの百姓の子倅であり、中国古典を習ったところで何の意味があるのか?と長年思っていたほどの人間でした。
しかし、実際にその思想や考え方を学んで実践している人こそ、わずか一代で社会に大きな影響を与えられるほどの人物になれるのだと、時を経て思い直しました。
また北尾学長が2000年に執筆された「不変の経営・成長の経営―伸びる会社はどこが違うのか」という著書において「孫さんのおかげで幾ばくかの金ができたので、慈善事業として子供の為の学校を創りたい」と記されており、その数年後に私財を投じて実現されています。
まさに知行合一を地で行っておられます。
北尾学長のインタビューや講演動画などを見ていても70歳とは思えないほど非常に活力に溢れエネルギーがあり、中国古典の流れを組んだ東洋思想について発信し続けられております。
2020年の1月にパッションリーダーズという会の新年賀詞交歓会で講演されていた動画がEラーニングサイトに公開されており早速、拝聴しました。
その中でも、やはり「人間力を高める」べし、と発言されています。
そして、その人間力を高めるためには、先ず五常の「仁義礼智信」をよく磨く事であり、リーダーたるものは
「ポジティブに物事を考える」=「Be Positive」
であるべきと言われています。
“「成功して当たり前」ではなく
「成功が稀である」と考えるべきである。
「成功が稀である」と考える人は常にポジティブに考え、
挫折することはない。“
成功することが稀であると考えられれば、失敗する事を恐れて、行動しなかったり、一度や二度の挫折で悲観的になるのではなく、前向きに次へ挑戦する事ができます。
この学生会会長をやってみようと思ったのも、失敗しても良いから新しいことにチャレンジしたいと思ったからです。
自分で感じたこと、学んだことを発信し文章にすることで、自らの振り返りにもなりますし、もし共感してくださる人が現れれば、
それもまた、「終生の良縁」になると信じています。
令和になってからも世界は年々、不確実性が増し、一寸先はどうなるか誰にも分からない状況です。
そういう時こそ新しい仲間と知恵を出し合い、時には議論し、己の為だけでなく、人に光を与えられるほどの心の余裕がある“人間力を極めた” 人間になるべく前向きに生きていきたいと思います。
若輩者ではありますが、このSBI大学院を通じて皆様と出逢えたことを感謝しています。
長々と拙い文章ではありますが読んでくださり、ありがとうございました。
それではこのページを見てしまったのも何かの縁、
と感じた方はお気軽にいいね!
よろしくお願いいたします!
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