私にとって意味がある梅の花
旧姓が梅野で未だに“梅ちゃん”と呼ばれることが多いので、梅の季節は勝手に私の季節だと思っている彫金作家でコーチで今は坂口のぐっちです。
最近一眼レフカメラがすっかりお友達だ。ちょっとした近所にも連れて行っていっては、カシャカシャ写真を撮りまくっている。そしてそれを整理してnoteするのも2回目になった。
ちなみにここでUPしたこの写真が50回以上noteで使用されてとても嬉しい。皆様使ってくださってありがとう!
冒頭に書いたよう昔からのあだ名は“梅ちゃん”だ。旧姓が梅野だからで、梅が大好きだ。2月は梅の季節。今日の近所の公園でも梅が咲き乱れていた。梅好きさんあるあるだけど、梅なのに「わー!桜が咲いてる!早いね〜」という声を耳にするたびに訂正したくなる!
枝をみよ!この枝振りは梅だぞ!
花弁をみよ!まるっこいだろ!桜は割れてるぞ!
咲き方をみよ!枝に直接くっつく様に咲いているのは梅だぞ!
伝えたい。これは梅だぞ!(笑)
華やかな桜に隠れてしまいがちな梅。私の中で、
梅は、春がもうすぐそこまできているよ!とお知らせしてくれる花。
桜は、待ちに待った春がきたね!とみんなで大喜びする花。
もちろん桜も大好きだけど、そんな控えめだけど重要な役割をする梅が大好きだ。
うちの10ヶ月あかさんも生まれて初めての梅に興味津々だった。去年の今頃の梅は、ほぼ臨月。おなかはパンパン。コロナも怖くて出かけて見ることなんてできなかった。今年はこうして家族が4人になってみんなが元気で公園に遊びにこれる幸せを噛み締めながら、もうまもなくやってくる春を少し早めに味わった1日だった。
ミッドタウンに買い物に行くでもなく、表参道にカフェに行くわけでもなく、有楽町に映画を観に行くわけでもない。近所の公園で梅を観て、ローラー滑り台で滑りおりる娘を見る休日は今しかできない素敵な時間だろう。人生にはいろいろな季節があるもんだとしみじみしてしまう。
最後に梅の話をぶっこむと、
12年ほど前に初めてしっかりデザインして作った指輪は、梅モチーフのこれ。すごくお気に入りだったんだけど、トイレか職場かでなくしてしまい、一瞬でなくなった伝説の指輪。
唯一残ったこの写真。今見直しても初にしてはよく頑張ったな!先生の力をだいぶ借りたけど!梅の丸みいいぞ!もう一度ほしいけど、もう一回作っても同じものはできない。唯一無二のオーダーメイドの始まりの指輪。
梅はやっぱり私にとって大切な花だ。