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諦めに気づいて、願いに従ってみたら200万円のリーダーシッププログラムに申し込んだ話

福沢諭吉から渋沢栄一に変わった日。3年前からいつか行きたいと思っていたCTIジャパンのリーダーシッププログラムに200万円の申し込みをした。ナイスな自分から更に最高に面白い自分に変わりたいという願いに沿って決断した。プロコーチとして、もう一歩更にプロフェッショナルになるためにも、必要な投資だと腹をくくり、夫と何度も何度も話し合い、喧嘩をして対話して、理解を得て決めたことだ。

新しいチャレンジへ一歩踏みだす勇気に尻込みして、申し込みフォームを前に、好きな曲、1曲を連続再生で30分間聴き続けて、ありたい姿がクリアにイメージができた7月3日の16時過ぎ。体は熱く頭は冷静に、申し込みボタンをクリックした。


壮大な人生の目的を持ってしまった

体の奥が込み上げるように胸が熱くなる願いがある。「諦めに気づき、願いに生きる人で溢れる世界にする」という壮大願いを持っている。

いま、この目的に沿う仕事をしている。とても幸せなことだと思う。コーチングも、パーソナルプロデュースも。「あきらめラジオ」というポッドキャストもこのテーマに沿っている。仲間とやっているROOTSプログラムという4ヶ月のグループコーチングはまさにそれを体現するものだ。

「諦めに気づいて、願いに生きる」という言葉の持つ力

こう書くとかっこいい。なんて壮大でかっこいいメッセージだろう。

カレンダーにしてトイレで眺めるなら、すごくいい。だけど、やりたいことはそういうんじゃない。自分の生きる意味としたいのだ。80歳まで元気で仕事するとして、ラッキー長生きできて、ちょうどあと半分しかない。60歳までと考えたら、たったあと20年だ。

「諦めに気づいて、願いに生きる」って、さらっと言えるけど、その意味を噛み締めると、とんでもない壮大な意味を持つ言葉であることに気づき、徐々にこの軽々しく言えないこと言っているなと思っている。

世界は諦めにあふれている

現代はどうせ無理だと諦めることばっかりだ。世界情勢を見ても、日本経済を見ても、どうせ無理だと思うことばっかり。まもなく東京都知事選がある。東京を私の一票で変えることなんてどうせ無理だし、組織票で負けて変わらないよ、と諦めることもできる。でも、その諦めに気づいて、東京が、世界が新しく動いていく世界をみたいと望むわたしもいる。

子どもが小さいから外泊はできない。今から世界中を旅することは無理だろう。幼い子どもがいて自分の学びにお金を使うなんて無茶言っちゃいけない。長女を妊娠した日、経験したことのない幸せを感じたと同時にもう無理だと無自覚に思ったことに溢れている。

だからあなたはどうしたいの?と特大ブーメランが返ってくる

そっと胸の奥にしまっていて、わざわざ開けなくても特に困らない。仕事もできる。諦めとは、心の深いところに鍵をしてしまっているものだと思う。

そんな諦めを入れて鍵をしている私が外の人にいう。「世界のあきらめを願いに変える。そんな仕事をしています。」と。

そう投げた言葉のボールは、加速して自分に戻ってくる。

「で、そういうあんたはどうすんの?」

この威力といったら凄まじく、本当はどうしたいの?何を諦めているの?と自分に問うのだ。

こんな問いを抱きながら、日々の様々なことに向き合うと、溢れ出る諦めを無視できなくなった。一度、その声に気づいてしまったから、もう諦めの声が大きくなりすぎて、蓋をしても蓋をしても、溢れ止まない。

諦めはあったままでも困らない。けど、心のシミのようにあり続ける

タイミングや流れとは重なるもので、すごい勢いで様々な方から、いろんな方向から、リーダーシッププログラムの話を聞く機会が重なった。

本当にナイスのままでいいの?最高に面白くなくていいの?」

そう言われたわけではないのだけど、そう言われているように聞こえる。

今、決断する時なんじゃないの?

自分の内側に矢印を向けて耳を澄ませると、そんな声が鳴り止まない。

自分の諦めに気づいてしまったら、恐れと恐怖を超えて前に進んでみたくなる。今でも十分NICEで良いのに。その扉の先に、どんな景色が見えるだろうと思ってしまった。NICEな人を超えて、最高に面白い人になりたくなっちゃった。

今でも十分NICEから最高に面白いになるために、自分で決めて200万円をBETする

お金とは一体なんだろう。あればあるほど安心する。溜まっていく数字の積み重ねは安心するし、投資した数字が増えるとホッとする。未来の有事に備え、子どもが海外留学したいというかもしれないその日のために、貯めておくのが母親としての務めだ。

そんな当たり前の価値観をぶっ壊して、私は自分のために夫と何度も相談して、理解してもらって、助けてもらって行くことにした。とんだクレイジー妻だ。こんな妻に「わかった。行っておいで」と言った夫に私は一生感謝し続けるだろう。次は彼の学びのために資金をつくり還元したい。必ずする。

リーダーシッププログラムとは、どんな内容なのか、実は詳しいことはわからない。このWEBサイトに書かれたこと以外はあまり知らない。ただ、私が尊敬する在り方を持つ多くの人が、それぞれの人生に大きな影響を与えたことだけはよく聞いている。

10ヶ月のリトリート型プログラム

そんなよくわからないものに、大金を使うなんて大丈夫?騙されていない?という人もいるかもしれない。おっしゃる通り。私も何が起こるかわからないのだ。これに行ったら、こうなれます、と言われていたら3年も悩まなかった。

私にとって悩み続けた、諦められなかった何かがここにありそうだと期待することに投資する。

日本の紙幣が変わった日に、わたしの諦めに気づき、恐れと不安を抱えながら、何度もかき消そうと気づかぬふりをしようと思っていた願いを見て見ぬ振りができなくなって、家族を巻き込んで行動を起こした日となった。

一つの壮大なゴールへのはじまりという予感がする。何が起こるかわからないから、Betする。いいじゃないか、人生一回そんな賭けに出ても。この決断がこれからのわたしと、そのまわりにどんな影響をもたらすのか、最高におもしろく生きるための選択が始まった気がしている。


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坂口佳世|ぐっち
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