「見通しを立てる」は赤ちゃんにも有効です。
「もう帰るよー!!」
「えー!!まだ遊びたい!まだ帰りたくない!一緒に夜ご飯も食べたい!!」
友達や従妹と遊ぶ休日。
「そろそろ帰ろうコール」をすると、長男はよく抵抗していた。
小さい頃は泣き出したり、大騒ぎをしていた。
一方で、長男の従妹にあたる子供達は「帰るよ」と言われたらケロっとした顔で「はーい!分かった!ばいば~い!!」と解散できる子だった。
その違いを「性格の差」だと思っていた。
大変だと感じていた。
でも、その「大変」を未然に防ぐ方法は確かにあったのだ。
見通しを立てることが大事
昨日、ようこさんが私が過去におススメした平熱さんの本を読んで、記事を紹介して頂いた。
ようこさんは日々の生活の中で、なるべく見通しが立つような動きをしてるという事でこんな事例を挙げていた。
これ、超重要。
でも結構難しい。
例えば、休日に実家へ行く時。
私の実家も、夫の実家も車で1時間以上かかる。
(私の実家の方がちょっと遠い)
大体午前中に実家へ到着して、お昼を食べて外で遊んで…
そこからが問題。
「夕飯はどうする?」問題。
夕飯を実家で食べるとなれば、家庭ごとのペースがある。
食べてから帰るなら17時位に食べてさっさと帰宅したい。
だけど、そんな時間指定するのは勝手な言い分だ。
だから速やかに帰りたい。
だけど夫は「家で夕飯を用意するより食べて帰った方が楽」と言う。
それで毎回「どうしよう、どうしよう」と迷う。
たまに「今日は夕飯を食べずに帰ります」と宣言する事もあるけれど、明らかに残念そうな顔をされるので、何だか胸が痛むのだ。
友達と遊ぶ時も、開始時刻は必ず決めるけど(〇時に集合とか)、終了時刻って宣言しづらい。
午後から習い事があるとか、「時間指定の外部との約束」がない限り何となく言いにくい。
相手側からも終了時刻を宣言された事が殆どないので、皆言いにくいのかな?
長男が保育園だった頃、ママ友との飲み会は終了時刻が全く見えない事が多かったので、誰も「〇時まで」とか言わなかったし💦
家に誰かが来た時も「そろそろ帰って下さい」とは言いづらい(笑)
だから見通し、「予告」が大事なのだ。
見通しの成功事例
子連れ飲み会で疲れ果てた私は、長男が小学校に入った頃から少し変わった。
休日に誰かと遊ぶ時は私も事前にLINEで「何時まで大丈夫ですか?」と聞くようになった。
本当は自ら「我が家は〇時に帰ります」と宣言すれば良いのだろうけど、何となく自ら宣言し辛くて相手に聞いている←こういう所がカッコ悪い。
お酒が絡む会がゼロになったので大体皆「17時位ですかね~?」みたいな回答が多い。
17時と言われたら子供には「16時に帰るよ。夕飯は家で食べるよ」と事前予告する。
そうすると終了時刻が来た時に子供が荒れたり泣き出す事が殆どなくなった。
やっぱり見通しって大事なのだ。
この記事を書きながら、過去の記憶をたどってみた。
思い出したのは「断乳」の事。
友人から断乳のやり方について、こんな風に聞いていた。
お子さんによっては最後の日に本当に「バイバイ👋」するらしい。
私も長男、次男共にこの方法を使った。
うちの子は👋はしなかったものの、見事にそれで断乳に成功した。
分かるのだ。
赤ちゃんだけど。
言葉は話せないけれど。
何日もかけて話せば「今日で終わり」が伝わるのだ。
すっかり忘れていたけれど。
子育てにおける「見通し」の大切さ、成功事例を既に持っていた。
そう考えると、日々の細々とした時間に限らず数日先、数カ月先、数年先の見通しを立ててあげる事って有効かもしれない。
子供に見通しを立ててあげる為には、親が見通しを立てる事も大事。
周りの人を巻き込む時は、周りと共有する事が大事。
もし相手が「終了時刻はその場のノリで」みたいな人であっても、親子の間では時間を決める。
やりたい事が溢れている。
だから「見通し」を何よりも大事にしよう。
今日も有難うございました。
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