本当は坊主にしたかった。
ここ数日、面白い本を立て続けに読んでいる。
連休中は常に子供が一緒なので、私が主に読書をする場所はお風呂。
昨日もガッツリ読書モードだった。
(お風呂の蓋を机にして、飲み物まで持参)
とは言え、何時間も読み続ける事はできない。
私は睡眠第一教会会長なので(笑)
「そろそろ髪の毛洗ったりしなきゃ…」と思った瞬間。
「あー嫌だなぁ、面倒だな」と心底思った。
私、本当は坊主にしたかったんです。
授乳室の洗礼
長男を出産した当時。
私は前髪を伸ばしていました。
前髪をサイドに流す…みたいな髪型。
長男を出産した日。
初めての授乳をする時、授乳室で赤ちゃんを抱いて体に引き寄せようとしたら前髪がダラーンと落ちてきた。
「あ、邪魔だな」
下向くとそもそも邪魔だし、赤ちゃんの目に入ってしまうのでは?とドキドキした。
仕方がないので、次の授乳ではヘアピンでしっかり左右に留めてトライしてみた。
すると今度は抱き上げてゲップをさせる時に、私の耳元にあるヘアピンで赤ちゃんの顔を傷つけそうな気がしてきた。
とにかく目の前にいるふにゃふにゃの赤ちゃんに1点の傷もつけられない!!と私は必死だった。
結局、私は苦渋の決断によりヘアバンドで前髪を全開にする事にした(笑)
まさに、ふかわりょうスタイル。
お風呂がシンドすぎる件
家に帰ってきたらもっと大変だった。
長男が沐浴期間を終えた頃、平日はワンオペ育児だった。
今思えば沐浴をギリギリまで続けても良かった気がするけれど、きっちり1ヵ月で沐浴を卒業したので、首もすわらない乳児とお風呂に入る生活が始まった。
お風呂の外でバウンサー等に寝かせて入る人も多いと思うけれど、長男はこの世の終わりみたいな泣き方をするので一緒に入らざるを得なかった。
(私が耐えられないだけ…でもある)
首がすわらない頃は、お風呂の蓋の上に寝かせておけばとりあえず大丈夫だった。
でも、動けるようになるとお風呂の蓋の上に寝かせておくのも怖くなる。
仕方がないので、洗い場に座らせて常に片手で体を支えながら自分の髪や体を洗っていた。
もうコレがシンドイのなんのって。
正直毎日「本当に頭皮洗えてるのか?」って疑問になる程、適当だった(笑)
髪を洗った後もタオルでギュっと水気を拭きとってから出たいけれど、子供から手を離せないので片手を駆使するから大変。
やっとお風呂が終わったと思っても、いち早くオムツを付けなきゃ漏れるかもしれないし💦
自分はバスローブ羽織って、ロクに拭けていない状態で子守をする。
今思うと、一体どのタイミングでドライヤーをしていたのか記憶もない💦
当時、本当にお風呂~寝かしつけまでの時間が嫌だった。
生後5ヵ月で復帰したものの、日中の仕事なんかよりも遥かにハードだった。
そして翌日は適当なドライヤーの結果寝ぐせだらけになり、朝から前髪との闘いをしていた。
抜け毛の存在感
そして長い髪の毛の最も罪な所は、抜けた時の存在感だと思う。
洗面所や、お風呂の排水溝。
あらゆる場所に自分の髪の毛が渦を巻いている。
夫や子供の枕にも、2~3センチ位の髪の毛が落ちてる事があるので彼らも確実に「抜け毛」はあるハズ。
だけど、洗面所やお風呂では私の髪の毛が圧倒的な存在感なのだ。
コロコロをしても、沢山髪の毛がくっついてくる。
あのコロコロについた髪の毛を見ると、本当に邪魔だな~と感じて仕方がない。
良いカツラが欲しい
長男の育児で懲りた私は、次男を出産する時に真剣にカツラを検討しました(笑)
日々の育児を考えたら絶対に坊主にした方が効率が良い。
だけど、坊主姿で外を歩くのは嫌だ。
よし、カツラにしてみよう!(笑)
そんな発想に至ったのは、10代の頃好きだったこの漫画の影響。
この漫画の主人公、ウルフは実はスキンヘッド&総入れ歯なのです(笑)
だから、毎日髪型が全然違う。
だって、坊主にしたら日々の時間をどれくらい節約できる?
洗髪の時間 3~5分
ドライヤーの時間 10分
ヘアセットの時間 10分位?
一日20分以上の時間を浮かせる事ができるって、スゴイ!
仮に20分として。
一週間で140分。
一か月で600分。
一年で7,300分。
何と1年続けたら5日分も節約できる(笑)
絶対に坊主が正義!
そう信じてやまず、私は真面目にカツラを探しました(笑)
でも、一般人が手に入れられるカツラって地毛にピンで留めるタイプが殆どなんです。
しかもお手入れがそれなりに必要になる。
うーん、結局高くつくし、時間も取られるのね((+_+))
私は渋々諦めました。
そして今日も、仕方がなく朝からヘアセットと闘い、夜は渋々ドライヤーをします。
「なんでもやってみる母」なので、「実は私は坊主です」と言いたい所だけど、流石にできなかった(笑)
今日も有難うございました!