知識不足と"勢い任せ"。

一昨日初めて問いてみたTOEICの模試。

よくTOEICのテストでは「問題の形式に慣れろ」と言われているが、今回実際に問題に触れてみてそのことを身をもって体感することが出来た。

文章中の主語も1つ1つが長く
"To"や"From"が絡んだEメールの問題形式に最初はよく戸惑った。
時間制限による焦りも伴いながら
いったいどの情報に優先して目を向けるべきかも
全く分からなかった。

本番と同じ条件で1回目を問いた後には
時間制限を設けずに今の自分の英語力をフル活用して同じ問題に向き合ってみた。
そしてその後に
その結果を添削してじっくり復習をしてみると
1回目の時には得られなかった発見なども沢山見つかった。

1問1問丁寧に間違えた原因を分析してみた結果
分かった主な原因は2つ。

1つ目は、示された語彙の意味を明確に判断出来ないということ。
全体を通してみても一度も見たことがないような単語は片手で数えられる程度だった。
さらにそれらは文章の意味から逆算出来たので
致命的な要素では無い。
しかし、逆に見慣れた単語であればあるほど
特殊な場面に絞られるTOEICの問題では明確な意味判断が出来ずそこから誤った認識をしてしまいやすい。

2つ目は、文章の雰囲気や単語のインパクトに騙されてしまうことだ。
文章の雰囲気で勝手に自分の候補を絞ってしまい一見関係が無さそうな単語には最初から向き合おうとしなかったり、反対に単語のインパクトや"ゴツさ"に騙されて全体の意味よりも無意識にそちらを優先させてしまったり。

もちろんその他に知識ベースでの課題なども見つかった。
自分の文法力を見直す良い機会だった。
これで文法学習にも明確な目的意識が生まれる。

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