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マインドフルネスと猫のいる生活 10

さて、そろそろ何でマインドフルネスを始めたか、書きたいと思います。

まあ一言でいえば、うつが原因ですね。( 一一) ティーンの頃、うつだったのですが、それは学校が面白くない、クラスメートと馴染めない、将来が不安といった「極めて典型的な思春期の悩み」が原因で、ホント自殺なんかしなくてよかったと思ってます。( `ー´)ノ

だって、友人関係なんてどうとでもなるし、学校なんて何十年も行くわけではないし、将来が不安なのはみんな一緒ですものね。

若い大人(表現変ですか?)の頃は、結構楽観的な人間に変身しておりました。大酒食らったし、タバコもすぱすぱ吸ってましたね。世の中自分中心に回っていると勘違いしている、ちょっと傲岸不遜なやつだったかもしれません。でも、精神的には健康そのものでした。

それがまたおかしくなったのは、会社辞めちゃった時くらいからですかね。40過ぎてたんですが、独身で身軽だったもので「もういやだ。仕事したくない」って辞表提出しちゃいました。

家族(両親)には、怒られましたね。「次の就職先は決まってるのか?」って問い詰められて、「いいや。もうサラリーマンやりたくない」「じゃあ何するつもりだ?」「う~ん。資格でも取ろうと思うけど……まだ決めてない」て答えたら、呆れられました。

お金がなくなってきたから、当時住んでたアパート引き払って実家に帰ってきました。

で、しばらく家でぶらぶら。両親からは「みっともないから表に出るな。お前が帰ってきたことは、ご近所には秘密にしてるからな」といわれてましたから、事実上部屋に軟禁状態ですね。まあ、昔から表より家の中のほうが好きでしたから、あまり気にはならなかったですが。

部屋ん中で何やってたかといいますと、本読んでました。小学生の頃親に買ってもらった、世界児童文学全集とか、中学生時代にちょっとハマった北杜夫のエッセイとか。

親からは日々プレッシャーを受けてました。40代無職の息子と、年金暮らしの70代老夫婦の家庭ですから、なんかヤバいでしょう。こういう家庭、結構あるみたいですけど、ぷらぷらしてるばかりで一向に働こうとしないことに腹を立てた父親が、息子を刺し殺したとか、就労を巡って口論になった息子が、母親を殴り殺したとか、結構聞く話ですよね。三人でごはん食べている時に、そういうニュースが流れたりすると、すっごく気まずい空気が漂いました。

この頃から「軽いうつ」ではありましたね。( 一一) 責任ある仕事を任されていた、自信満々のサラリーマンから一気に無職のしょうもない男に成り下がったわけですから。自分で決めたこととはいえ、「やっぱもう少し考えてから決めるべきだったかな」と後悔しました。

どの資格取るかについては、ぼんやりしたアイデアがあったのですが、学校行かなければ受かりそうにないし、授業料結構高いし、おまけに最低一年かそれ以上かかりそうだったし、たとえ受かっても、すぐに独立は不可能だろうから、取りあえず専門事務所で丁稚奉公しなければいけないようだったしって……は~っ(-_-;)

「んなこと、辞める前にきちんと調べておけよ!(; ・`д・´) 馬鹿かよお前! とっくに四十超えてるのによ~っ」

「はい……(-_-;)」

で、初期コストがまったくかからないビジネス、つまり紙と鉛筆だけでできるビジネスってないかな~と、あれこれ考えて、理論物理学者と作家くらいかなーって。

「理論物理学は無理でも、作家(小説家)なら何とかなんじゃね? 世界児童文学全集も読み直してるし」

(-_-;)(-_-;)(-_-;)(-_-;)

小説読んだ記憶があるのは、高校生ぐらいまでで、それ以降はほとんどありませんでした。ビジネス書とか自己啓発本なら多少は読みましたけど。

それからです。更なるうつを誘発する、地獄の日々が続いたのは……(-_-;)

さらっと書くつもりが、なんだか結構長くなってしまいました。

続きは次回に! ( `ー´)ノ





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