【書評】自分で選んでいるつもり 行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス

年齢を重ねてきて、思い込みが激しくなってきていると感じているので、心理バイアスの書籍を読んでいます。

自分で選んでいるつもり 行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス 著者:リチャード•ショットン 訳者:上原裕美子 東洋経済新報社

フットインザドアとドアインザフェイスは矛盾しているのか?どちらも2段階式のアプローチで、カスタマージャーニーの本当の最初の一歩をできるだけ踏み出しやすくしているのだ。

53ページ

フットインザドアとドアインザフェイスの手法は何となく矛盾していないと思っていたが、この部分で言語として理解しやすくなった。

人はたとえ自分が損をしてでも、公平さをふみにじる相手を罰するほうを選ぶ。

183ページ

仕事の会議でも、個人主義としても全体主義としても、合理的ではなく感情的に話す人がいる。今後は、そういう人は、単に公平な世界にしたい人と思うようにする。

「あなたの自由」の法則を利用する。

「〜していただけませんか」よりも、「〜していただけませんか。もちもん、〜をするかどうかのご判断はお任せします」の方が聞き入られやすいという法則のこと。嫌味にならないように気をつけて、今度仕事で使ってみる。

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