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会社案内で心を打ち抜かれた

昨年11月某日。

荷物が届いた。
A3くらいの大きさの白い封筒の中に、真四角の固い何かが入っている。
差出人は任天堂さん。

なんだ?
そういえば会社案内の書類欲しいって希望出してた気がするけど、それにしては会社案内の書類っぽくない。

ちょっとワクワクしながら封筒を開ける。

中身を見た私は思わず
「うわ、さすが…」
と呟きながら笑みをこぼしていた。


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中から出てきたのはなんと絵本だった。
ワクワクはいつの間にか興奮に変わっていた。

思わず親に見せた。
「任天堂、流石すぎてヤバイ」と。

絵本をめくってみると、そこには優しいタッチで描かれたマリオのキャラクター達がみんなでゲームを作っている物語が繰り広げられていた。

裏ページには任天堂さんで働く社員さんやオフィスの写真が。

たまらない。
お金を払いたくなるクオリティ。
こんなに心を掴まれた会社案内は初めてだ。
過去には単語カード型や花札風の会社案内もあったらしい。


企業の中には、エントリーした学生に粗品を送ってくださる企業さんもある。
すごくコストがかかっているんだろうなあ。

でもやっぱり、会社案内からワクワクするものを作って送ってくださる任天堂さんは流石だと感じた。心を打ち抜かれた。
もう毎年エントリーしたい。


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しゃけとろ
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