新卒で入った会社を4ヶ月で辞めた話
新卒で入った会社を4ヶ月で辞めた。
それが8月1日のこと。
そして今日12月1日。新しい会社に転職してから、4ヶ月が経つ日。
人生において間違いなく重要なターニングポイントとなったこの日について公開しようと思った。するなら今だな、と思った。
「新しい会社に入ってから」と書いたけど、全く新しい会社だったわけじゃない。
正確には、元インターン先、そして元副業先。
これまでにも何度か私のnoteで登場していた、株式会社アレスグッドである。
実を言うと(?)、入社してすぐの段階で転職を考えてはいた。
ただ、早く転職用サイトに登録するだけしようとは思っていたものの、新卒で、ましてやまだ研修を数ヶ月しか受けていない私が登録したって、何も書くことなんてない。
せめて何かしらの実績を作ってから、少しでも経験を積んでから、なんて思いながら新卒社員としての日々を過ごしていたが、次第にその日々に疑問と不安が膨らむようになっていった。
この言葉を使いたくはないが、正直「配属ガチャ」は当たりではなかった。
「そんなこと言ってるけど、上司だってそんなすぐにやめる新卒、ハズレだって思ってるよ」と言う人もいるだろう。
それは否めない。でも、こればかりはミスマッチだった。
上司が悪い人だったわけではなくて、色々と会社との齟齬が多かったし、違和感が拭えなかった。
「なんで私この会社に入社したんだっけ?」
「ここに私がいる意味ってあるんだっけ?」から始まり、
「正直、ずっとこのままならモチベーション湧かないなあ」
なんてネガティブな気持ちが積もっていくばかりだった。
そんな矢先、副業先のCEOであるキミーさんから1件のslackの通知が届いた。
近況キャッチアップか、どんなこと話すんだろう。
そう思いながら迎えた1on1。
「最近どう?」から始まり、正直に違和感について話した。
一通り私が話し終えると、不意にキミーさんから切り出された。
「アミーゴさ、うちに来ない?」
びっくりした。素直に、とっっても嬉しかった。その気持ちが大半。
あとは本当にここでやっていけるのだろうかという不安が少し。いずれこの会社に転職はしたいと思っていたが、思った以上にそのタイミングが早くきた。
前提、アレスグッドはスタートアップ企業だ。いわゆる福利厚生の充実度とか安定性だとか、そういうのを重視する人はわざわざリスクを背負ってまで絶対選ばないであろう類の企業である。
そりゃあ、そういうのを全く気にしていないわけではない。充実・安定しているに越したことはない。
加えて、すごいメンバーが集まっているというのをインターン・副業時代からひしひしと感じていたため、生まれたての社会人の私がこの会社で果たしてどれくらい価値を提供できるのか、自信がなかった。メンバーはみんなとにかくアクティブに飛び回ってなんらかの行動を起こしているし、名立たる企業の出身者が活躍しているし…。
とはいえ、正直ほとんど迷いはなかった。
メンバーも働く環境も仕事内容も、申し分なかった。自分がその会社に属する意義も感じた。クリエイティビティを活かして社会課題解決に携わるというのはずっと私のやりたいことだったし、尊敬するメンバーに囲まれて働けるなんて絶対に楽しい。もちろん大変なこともあるだろうけど。
一応1週間、むらこーさんと1on1をさせてもらったり、鎌倉のオフィスに行って直接キミーさんから話を聞いたりして、考える時間をもらった。
そして7月25日。いよいよ退職することを会社に伝え、アレスグッドに正式にジョインする意向をキミーさんに伝えた。
その時のSlackでの皆さんの反応が嬉しかったのなんのって。
あったかいなあ。嬉しいなあ…。
なんて嬉しさと感動に浸っていたのも束の間。
驚くべきはその後のスピード感である。
勤めていた会社はわずか1週間ほどで辞めることになった。
月末だったし、確かに早く辞められた方が良いとは伝えていた。とはいえ早すぎないか?急いでキミーさんに事情を説明して、入社の日程を調整してもらった。(後日聞いた話によると、突然退社日が決まってみんなびっくりしてたらしい。そらびっくりする、私もびっくり。その節は急なお願いに対応していただきありがとうございました…)
8月1日。ついに私は会社を辞め、翌日には晴れてアレスグッドの4人目の正社員になった。
インターン時代から1年弱関わっていた会社に、まさかこんなに早く正式にジョインすることになるとは誰が予想できただろうか。
「運と縁と、これからのこと」でも書いたが、つくづく人生何が起こるかわからないなと思う。noteに書き留めておいたことが、人生を大きく変えた。あの頃の自分の行動力を誉めてあげたい…。
さて、転職してからの日々はと言うと、まず時間の流れが全然違う。
前職での4ヶ月はひたすら研修で、「毎日がエブリデイ」の状態だった。ほぼリモート、同期と話すのは朝会や夕会に加えて時々あるグループワークの時間や研修、それ以外(体感7割くらい)は自主対応の時間。変わらない日々。そりゃあまあ研修でお金をもらえるなんて、ありがた過ぎるんだけど…。
アレスグッドに転職してからは1ヶ月過ぎるのが本当に早い。
気が付けば毎月末の月次締め会が行われているし、締め会のファシリの方も大抵「今月も早いもので、もう月末恒例の月次締め会ですね」と言っている。
正直濃すぎて、同じ4ヶ月を過ごしたはずなのにそう思えない。
振り返ってみれば、沢山の出来事があった。
入社してわずか2週間で投資家総会に参加することになったり、突然社内Slack英語化チャレンジが1週間始まったり、触ったこともなかったnotionの初期整備を任されたり…。
デザイン面でいうと、インターン時代から恒例のイベントのバナー作成に加え、新機能を追加するにあたってのページのデザイン作成や名刺のデザイン作成まで幅広く担当させてもらった。
更にはアレスグッドの公式noteの執筆とアイキャッチ画像の作成も。やっぱり書くのは楽しいし、ありがたいことに順調にPV数が伸びていて嬉しい限り。(是非読んでいただけると嬉しいです!)
ちょうど今日からアドベントカレンダーが始まっておりますので、こちらも是非!
他にも沢山。いずれまた色々書くと思います。
「スタートアップ冬の時代」と言われる今、キミーさんから正式なオファーをもらってから比較的すぐに転職の決意はついたというものの、やはり多少の迷いはあった。
それでもやっぱり、アレスグッドにこのタイミングで正社員としてジョインできて良かったなと思う。ラッキーだなと思う。
まだまだ頑張っていきます。
メンバーの皆さん、これからもよろしくお願いいたします!
<2022/12/05 追記>
いつも沢山のスキをありがとうございます!