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読書の記録

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活字を貪りたい時期と、そうじゃない時期、波がある。だから月によってだいぶ偏りあると思うけど、一応ひと月を区切りに読んだ本を記録します。 小説はもちろん、雑誌、漫画、戯曲、絵本、詩…
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#読書

3月

時間が有り余るほどあったからたくさん読めた!!うれしい

1.『往復書簡 初恋と不倫』坂元裕二久しぶりに読んだ。
初恋、思春期に出会う特別でたった一度の恋。不倫、たくさんの秘密を二人だけの世界で味わう蜜な恋。いつかは消去されてしまうメールに込めた秘密の駆け引きがたまらなく美味しい。好き。

2.『十代に共感する奴はみんな嘘つき』最果タヒタイトルに惹かれて購入。
高校時代を青春って言葉で簡単に片付け

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2月

最近本屋大賞関連の本よみがち。

1.『さざなみのよる』木皿泉初!木皿さん。
文章自体は綺麗で流れるように読めちゃうのに、結構きついことが書いてある。ハッとさせられるような、ぐっとくるような、ちゃんと嘘くさい綺麗ごとだけじゃない。 人生大事な時に劇的な音楽が何もかからないように、ドラマのようにいかないように、でも、静かな中で起こる小さな偶然だとか奇跡だとか、そういうものはあって欲しいしきっとどこか

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12月(少なめ)

先月は心が忙しくてあんまり本を読む気分にならなかった。

そんな中読んだ本たち。

1.『ノルウェイの森 下』 村上春樹読んじゃった!上巻で感じたほど鬱々としてなかった、慣れたのかも。
普段見えないところを見たい、不気味をみたい、気持ち悪いを見たい、っていう変態心的には面白いなと思った。ちょっとやなのはやだけど。これも慣れ?

17、18、19、20、21…っていう、年齢それぞれの比喩、分かるなぁ

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11月

今月は活字欲してるひと月だったのでいろいろ読んだ。

1.『マチネの終わりに』  平野啓一郎映画を見る前に原作が読みたいなといつも思う、から購入。文庫本って500円くらいで買えるものだと思ってたからちょっと高いなぁと思いつつ。

普段読んでる本よりちょっと言葉も難しいし最初は硬い印象だった。それでもだんだん慣れてきて、読めた。なんか洞窟掘りしてる気分になった。(笑)かったいところもあるんだけど、め

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