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ビージーズな日:MELODY

みなさんおはこんばんちは。
やっと4月に起こったことのゾーンに入りました笑
今回は観に行った映画についてです。

今回観に行ったのは、ワリス・フセイン監督『Melody』(邦題『小さな恋のメロディ』)。
京都みなみ会館での上映でした。

きっかけは友人のR氏からの連絡
R氏「一ヶ月程先になるけど、みなみ会館に観に行かへん?ビージーズか音楽担当で有名。映画本編は日本"だけ"でヒットした(笑)」
わし「草。いきましょう」

やばい映画だった。

まず静かに流れ始めるビージーズの『In the Morning』が街の朝の訪れを知らせるとともに、これから始まる物語に期待感が高まります。
そして映像が美しい。含みを持たせながら場面カットを丁寧に、芸術的に描いています。
後半になるにつれてストーリーが雑になるものの(笑)、階級の違いや大人と子供の関係性・価値観の描き方や、子供視点で話が進んでいるようなストーリーの陳腐さ、残酷さ、無邪気さに惹かれます。
マーク・レスターとトレイシー・ハイドが愛を語り合う場所が墓場である事も、とても文学性が高い作品ではあります。

ラストの雑さ(笑)は特筆ものですね、あれはあれで少年の成長物語でもあるのですが。
ラストの阿鼻叫喚の後ろに流れるクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの『Teach Your Children』はそのメロディの軽快さと歌詞もあわさり、かなり印象深いシーンでもあります。
てか歌詞聞いてて普通に泣きそうになったんだが(笑)

日本でも人気がかなり高く、主役二人が年をとっても来日したりしています。
うちの教授も「あの映画はマーク・レスターがかわいい映画」と言ってました。
わたしはAmazonでDVDを買いました。これでいつでも見れるぜ!

親に悩む子供、子供に悩む親はみんな見てほしい映画だなあと感じています。

さおり。

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