ビージーズな日:How Can You Mend a Broken Heart
さて、4月の頭、『小さな恋のメロディ』を観に行きました。
それについての記事はこちら
『小さな恋のメロディ』を見てるときに予告が流れるんですが、その中にビジーズのドキュメント『How Can You Mend a Broken Heart』(邦題:『ビージーズ 栄光の軌跡』)の予告があり、友人のR氏と『小さな恋のメロディ』をみた後に、やっぱりこれも観たいねーっと言って2本連続で観ることになりました。
そもそもこの『小さな恋のメロディ』の上映は、このドキュメンタリー映画の上映記念だったので、セットで観るのが当たり前なのでは(過激派)
そしてこの映画も最高でした!
皆さんはビージーズといったらどの曲を思い浮かべますか?
私は特にこれ。
実は私、大学4年生になるまで、はずがしながらビージーズを知らなかったんです。
その頃に受けた授業で、先生にアメリカ・イギリスで一番のバンドはなに?と聞かれて、ビートルズか、サイモン&ガーファンクルかと答えたら「知らないの!?どうしてみんなしらないの!?」と驚かれました。
それで『Stayin' Alive』を教えてもらいました。
つくづく私は物を知らないんだなあと思ったものです。
かといって、ビージーズのほかの曲を聴くことはなかったのですが、今回ほとんど知らないまま映画を観ました。今まで観た音楽ドキュメンタリー映画の中でもいちばんよかったです。
ギブ兄弟の出生からデビュー、1回目のヒット、2回目のヒット、曲制作側に回り、次男三男のモーリス・ロビンの死去までを網羅しています。
その頃の世事や音楽界事情を実際の映像と共に辿り、飽きさせず、見やすい構成・演出になっています。
ビージーズの兄弟の中でたった一人残った長男・バリーのコメント、生前のモーリス、ロビンのコメント、オアシス、コールドプレイ、ジョナスブラザーズ、ジャスティン・ティンバーレイク等等からビージーズ愛のあるコメントがあり、映画を観るだけでビージーズファンになれるお手軽な映画です。
オアシスはギブ兄弟はいいって言ってる暇があったらはよ仲直りせえよ。
最後の「Run to Me」のライブ映像と、バリーの一言「生まれ変わっても兄弟たちとうたいたい」で涙腺が簡単に崩壊。
ここまで映画で兄弟たちの人生をたどってからこそ、バリーの一言が重く響き、またタイトル「How Can You Mend a Broken Heart」の意味を感じられます。
ものすごく満たされた気持ちで映画を観終えて、ルンルンで帰った私とR氏なのでした。
帰ってすぐにサントラをダウンロードし、母親にも「見ないと損するから」とおすすめ。(二日後に観に行って長文感想メッセージが送られてきた)
DVDとブルーレイがこないだ発売になったそうなので、ぜひご覧ください!