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リトルプレイスホームタウン

地元の岡山に帰ると母校である小学校や通学路、よく遊んだ公園、駄菓子屋、本屋とかを巡ったりする。

そうすると「こんなに小さかったっけ?小さかったのか〜」という思いがわいてくる。

小学校の時、あんなにでかくそびえたっていた山型の遊具や吊り棒も可愛らしくみえる。
ぼくはなかなかのビビりっ子だったので、遊具鬼ごっことかの時とかは最悪で参加するのも避けていた。

それにしてもまだ10歳前後の時は、家から学校までが世界のすべてだと思っていたものだけど、えらい狭い世界だったことに妙に関心を覚える。
でもおそらく?今の同い年くらいの子たちは、SNSやインターネットのおかげですでにそれ以上のことがあることを知っているに違いない。

そんな不思議な違和感を持ったときから、時間があれば自分の高校生くらいまでに過ごして場所を巡って写真を撮るようになった。

この小さくて当時広大だった世界に育てられたんだと想いながら。

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