【北欧テイスト・食器】100年の時を経て復興した王地山焼きの器を我が家の暮らしにお迎えしました。
どうもこんにちは、岡本 晃です。
みなさん、ご自宅の食器ってどうされていますか?
本当はもっとこんなのが欲しいっていうのがあるけど、なかなか出会えず、結局量販店の100均やニトリなどで済ませている方もいるんじゃないかなって思います。
もちろん、そういったお店の商品も品質として悪いわけでないですし、機能やデザインで最購入するのも最良の選択肢の1つ。
ですが、せっかく買うなら他の人と被らない、おしゃれな器も食器のコレクションに加えたいと思う方に今日の記事は届けたいと思います。
最近僕が一目惚れした器がとても素敵だった、そんなお話です。
丹波篠山の王地山焼き
先日、中川政七商店さんが1年に1度開催されている「大日本市」に行ってきました。
恵比寿のある場所で開催されたのですが、会場には全国のいろんなメーカーが出展していて賑やかなイベントでした。
食器だけではなく、お茶やコーヒー、クッキーといった食やレザーやファブリックのファッションなどさまざまな会社さんのブースが並んでいたのですが、どこも共通するのが真摯なモノづくりに対する熱意でした。
特に興味が惹かれたのは、伝統の再興や既存の価値を新しい形にして発信していっている企業で、今回僕がこの王地山焼きに魅力を感じたのはそういったところがきっかけでした。
ヒストリー
この焼き物は、江戸時代末期に生まれた藩窯で篠山藩主の青山忠裕が王地山に築いたものだそうです。
時代の流行で製品が作られていましたが、廃藩置県を前に廃窯になりました。
それから100年が経った、昭和63年に同じ王地山の麓に復興。
実はこのお話を聞いて、昭和63年が自分自身の生まれた年で、すごく親近感というか愛着を持ったことも購入したきっかけの1つでした。
普段あまりモノの歴史とかを知る機会はないですが、こういった所から好きなモノを見つけるきっかけにもなるんだなっていうのは新しい発見でした。
たくさんのデザインと種類
購入したのは、PLATEのLサイズ。青白磁の鎬というもの。
PLATEをはじめ、おわん、そばちょこ、カップ、スープボール、ボウルという種類があり、
それぞれ、青白磁、青磁、白磁から選び、さらに縁などのデザインを鎬、面取、フラットから選べます。
とても悩みます。僕も悩んじゃいました。
王地山焼きのシンボルカラーは青に緑がかった青磁ですが、柔らかな印象を受けて青白磁にしました。
あ〜どれも可愛くって、少しずつコレクションしていきたいな。
兵庫のモノづくり
商品を作っているのは、兵庫県にあるTRUNK DESIGNさん。
兵庫にデザイン事務所、カフェ・ストアー・ギャラリーのお店、ファクトリーの3店舗を構えています。
神戸は、僕自身大学4年間を過ごした場所で心地の良い空気と風が流れる好きな場所。
今度、訪れる時は訪ねてみようと思います。
また今回紹介した商品は、オンラインストアで購入できますのでリンクを貼っておきますね。よかったら、覗いてみてください。
暮らしのアイテムを探している方はこちらもどうぞ。
https://kou-ok.com/balmuda-mill/
モノを選ぶ基準は人それぞれ
だから楽しい。
だからたくさんの工芸品が生まれ、今なお生きているのだと思います。
そして、必ず歴史がある。
単純に値段や機能だけでないところまで知ることも、モノを選ぶ判断基準になりそうです。
今度は、実際に作っていらっしゃる現場にもお邪魔したいな。
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