sako

これまで旅した国のこと。 INIのメンバーが紹介した映画や本やドラマのこと。INIに出会い、オタクとして数年ぶりに息を吹き返したところ。 X→@_s_k_sss

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最近の記事

直島・豊島旅。感覚が目覚めるアートの島巡り

フェンファンの好きな建物1位 2024年10月、香川県の直島と豊島を旅した話。 直島のことは前から気になっていて、赤かぼちゃがあってアートの島だという認識くらいしかなかったけれど、いつか行きたい場所のひとつだった。 そんな時、めざましテレビのインタビューで、推しのINIのフェンファンが直島にある地中美術館を好きな建物NO.1として挙げていた。 (ちなみに2位は神奈川工科大学のKAIT広場、3位は六本木の21_21 DESIGN SIGHT) INIが訪れた場所を巡礼する

    • ソウルフルワールド。人生の煌めきは何だと思う?

      2023年10月21日放送のフロイニのレコメンドINIのコーナーでたじが紹介していたピクサー映画「ソウルフルワールド」の話。やっと観ることができたこの映画、とても大好きだった。教えてくれたたじありがとう🙏 映画を紹介する中で、たじは、「人生の煌めきってなんだと思いますか?」と投げかけた。これに対して、迅が「毎日が充実していることや、目標に向かってることじゃないかな」と言った。 確かにこれは、きっと多くの人が持つ煌めく人生のイメージだ。 だけど、「ソウルフルワールド」は、人生

      • -FLIP the CIRCLE- INIとMINIの縁を繋げて大きく太い円へ

        初日のぴあアリーナ公演に参戦してきました!ファンコンてどんな感じ?という想像も期待も超えて本当に楽しい幸せな時間でした! ぴあアリーナは、2021年11月に初めてINIとMINIが出逢った場所。 昔追いかけていた推しがグループを抜けて、オタ活から離れていた私が、5億年ぶりに現場に足を運んだのが、ぴあアリーナで開催されたINIのファンミーティングでした。 あれから3年間、私も水を得た魚のように(?)オタクとして復活して、日々の供給に幸せを貰い、11人それぞれの魅力を知り、

        • インサイド・ヘッド2 愛しくて心強い私の感情たち

          私の推しグループINIが応援サポーターを務めた「インサイドヘッド2」を観てきました。(字幕版で観ました) 応援サポーターの告知と同時に公開されたこの動画。 MINIのみなさん、、涙なしには見られなかったですよね、、😭 INIが見せてくれる様々な感情。すべてが尊くて大切で、それがあのピクサー作品と共鳴したことが嬉しいし、誇らしいです。 ⚠️⚠️ネタバレ&感想⚠️⚠️ インサイド・ヘッド1振り返り 少しだけ「インサイド・ヘッド1」を振り返ると、メインテーマは 「ヨロコビも

        • 直島・豊島旅。感覚が目覚めるアートの島巡り

        • ソウルフルワールド。人生の煌めきは何だと思う?

        • -FLIP the CIRCLE- INIとMINIの縁を繋げて大きく太い円へ

        • インサイド・ヘッド2 愛しくて心強い私の感情たち

          INIのオタクになって富士登山に挑戦した話。

          原動力は推しのデビュー公約 「日本人なら人生に一度は富士山に登ってご来光を見てみたい!」 心のどこかにあった夢のひとつでした。でもコロナ前までは休みがあれば海外旅行に行くのが好きで、富士登山は後回しでした。 そんな中、2022年8月に公開された柾哉のデビュー公約。未だ達成されていないINIのデビュー公約がある中で、とても難易度が高いと思っていた「富士山でグループ成功祈願」という公約を達成した柾哉とフェンファンと威尊。その姿はモチベの源泉が基本INIな私に、ぼんやりと心にある

          INIのオタクになって富士登山に挑戦した話。

          INIのオタクになって中国語を始めた話。

          3月末に受けたHSK3級(中国語検定)に合格した! 3級は日本人なら比較的取得しやすく、会社でも資格として申告できないレベル。でも、INIというモチベーションがあったから合格することが出来ました☺ なんで中国語を始めたか? 1番の理由は私がINIのオタクだから。 INIは日本人10人と中国人1人のメンバーで構成されたグループで、日本のアイドルグループに中国人メンバーがいるのはとても珍しいと思う。私も中国人アイドルを応援するのは初めてだ。 INIはラジオやFCブログでおすす

          INIのオタクになって中国語を始めた話。

          「わたし達はおとな」難しくて身勝手だった覚えたての恋愛

          「わたし達はおとな」をNETFLIXで観た。 気にはなっていたけれど、モラハラ男の映画だと聞いていたので、過去の痛い記憶がほじくり出されてしまうのが怖くて、観るのに覚悟が必要だった。 結果、主軸となる問題は自分が経験したこととは違ったので、客観的に観られる場面が多かったが、もう思い出したくもない過去の誰かと重ねてしまう場面もあった。とにかくリアルで生々しくて苦しい映画だ。 ⚠ネタバレと感想⚠ この映画は特別で珍しい物語ではなくて、本当にどこにでもあるような話。よくいる男と

          「わたし達はおとな」難しくて身勝手だった覚えたての恋愛

          「PAST LIVES (パストライブス)/再会」 現世ではさよなら

          じんわり味わい深い作品だった…少ない台詞の中に、懐かしさや、寂しさや、ほんの少しの期待みたいなのがぎゅっと詰まってた。 うまく言えないけれど、映像の作り方が美しいなぁと思った。単純に映像が美しいというのもあるけど、人物の配置とか、背景と人物の切り取り方がとても素敵。恋愛映画としても秀逸だし、アジア人のアイデンティティについて描かれていたのも好きだった。 あらすじ ⚠ネタバレと感想⚠ 24年後に再会したノラとヘソンの2人の何とも言えない距離感の絶妙に歯がゆい感じがひしひし

          「PAST LIVES (パストライブス)/再会」 現世ではさよなら

          READY TO POP INI 2ndアリーナツアー 

          外仕事で吸収し単独で見せつけた11人の成長 追加公演の京セラドームを残してすべてのアリーナ公演が終わりましたね! 今更だけど、感想を残しておきます! 前回のツアーの最後の曲「SPECTRA」から始まる今回のセトリ。 新曲が増えて、初めて披露するパフォーマンスも多く、定番曲は大正解のアレンジしかなくて、VCRやセットはゲームの中にいるような設定に統一感があり、とにかくずっと楽しかった! 何より、初めてRTP公演に入った日、みんなの成長に涙が止まらなかったんです、、パフォー

          READY TO POP INI 2ndアリーナツアー 

          「エンパイア・オブ・ライト」私を受け入れてくれる場所

          ロケーション最高のイギリスの海沿いにあるクラシックな映画館を舞台にした作品。エンパイア劇場のロケーションも、内装も、映写室で編集したフィルムを上映する描写も、どれも映画好きにはたまらない演出。エンパイア劇場の内装の美しさが際立っていた。 映画館には思い入れがある。大学生の頃、渋谷の映画館でアルバイトをしていた。映画好きな仲間と同じ空間で働いたあの日々は、ただ楽しく幸せな時間だった。 あの頃、「映画館に行きたい」と思うタイミングは、観たい映画があるから、人気の大作が公開され

          「エンパイア・オブ・ライト」私を受け入れてくれる場所

          「ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン」

          INIの髙塚大夢くんが主人公ルスランの声優を務めた「ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン」を観てきました。 フロイニで大夢は「自分の声だということを忘れて、ルスランだと思って観てほしい」と言っていました。 とはいえ、私はINIのオタクだし大夢の声を堪能したくて、大夢だと思いながら鑑賞しようと楽しみにしていて、大夢だと思って観るつもりでいたのです。 でも、実際観たら、大夢じゃなくてルスランだった! 最初のルスランの第一声から、「あれ?大夢だよね?!」と思ったし、

          「ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン」

          ウクライナ旅行。おとぎ話のような美しい街キーウ

          ウクライナのアニメが日本初上映 私の推しグループINIの髙塚大夢くんの声優デビューが決まった。おめでとう大夢👏 日本初上映のウクライナのアニメーション映画「ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン」のルスラン役。2023年9月22日公開!楽しみ! この映画の日本語吹替版の制作と全国公開をクラウドファンディングで達成されたことについては、こちらの記事に詳しく書かれている。 こんな風に熱意を持ち行動された方がいたからこそ実現する日本公開。 MINI(INIのファンのこと

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          キューバ旅行。広告のない街で感じた人々の持つ光

          2019年5月。5泊7日のキューバひとり旅の話。 景色が変わる前に 旅先を考えるとき、いつも頭を過ぎっていたのが、海外旅行好きの人たちに、「アメリカと国交正常化したら、街並みが変わってしまうから早く行ったほうが良いよ!」とよくオススメされていた国、キューバ。 東京で暮らしていて、物質的に豊かでも、幸せだと胸を張って言えないことに対するモヤモヤを抱え、世界一幸せな国と言われるブータンにヒントを求めた2017年の旅。 この旅を経て、欲張らないシンプルライフが幸せの秘訣なん

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          「エゴイスト」変容する愛の形と壁に貼ることしかできない婚姻届

          軽い気持ちで、前情報なしに、宮沢氷魚が観たくて観に行ったら、とんでもなくくらってしまった。切なすぎて、苦しすぎて、「もうこれ以上やめて、もう何も起きないで…」と祈っていた。 鈴木亮平は本当にスクリーンの中で生きていて、一瞬一瞬、全てが浩輔でしかなかった。 あらすじ ⚠️⚠️⚠️ネタバレ⚠️⚠️⚠️ 変容していく愛の形 愛にはいくつかの種類があると言われている。 浩輔と龍太の2人の間に最初にあるのは、エロス(情欲的な愛)だ。外見から惹かれあって性的に求め合う。段々と心

          「エゴイスト」変容する愛の形と壁に貼ることしかできない婚姻届

          「そばかす」おとぎ話を書き替えていく

          今日も私の推しグループINIのフェンファンが観たと紹介してくれた映画の話。 あらすじ 三浦透子が演じる主人公の蘇畑佳純は恋愛感情や性的欲求を持たない「アロマンティック・アセクシャル」。 アロマアセクの登場人物が出てくるドラマ「恋せぬふたり」や「モアザンワーズ」を見ていたので、個人的にはそこまでテーマとして目新しくはない印象だった。けれど、私が最初に「恋せぬふたり」でアロマアセクという言葉を知ったように、この映画で初めて知る人もきっといるはずで、こうやってエンタメ作品を通じ

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          「ケイコ 目を澄ませて」雑音に耳を塞ぎ、優しさに目を向ける

          INIのフェンファンが観たと言っていた映画の話。 私はいかにも邦画な静かな作品が好きなので、観ようかな〜と気になっていた作品をフェンファンから観た報告してくれることがあって嬉しい。私も大好きだよ、岩井俊二とか是枝裕和とか今泉力哉あたりの監督の作品が! 思った以上に淡々とした日常映画だった。少し退屈だけど、なんだか引き込まれてしまうのは、岸井ゆきのが素晴らしいのは勿論だけど、映像やカメラワークの良さもあったと思う。終わった瞬間よりもじんわり後からすごく良い映画だったなぁと思え

          「ケイコ 目を澄ませて」雑音に耳を塞ぎ、優しさに目を向ける