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READY TO POP INI 2ndアリーナツアー
外仕事で吸収し単独で見せつけた11人の成長
追加公演の京セラドームを残してすべてのアリーナ公演が終わりましたね!
今更だけど、感想を残しておきます!
前回のツアーの最後の曲「SPECTRA」から始まる今回のセトリ。
新曲が増えて、初めて披露するパフォーマンスも多く、定番曲は大正解のアレンジしかなくて、VCRやセットはゲームの中にいるような設定に統一感があり、とにかくずっと楽しかった!
何より、初めてRTP公演に入った日、みんなの成長に涙が止まらなかったんです、、パフォーマンスの表現力、煽りやMCの成長に、1年間の外仕事で吸収して得たものが沢山あったんだねって胸がいっぱいになりました🥰
その日は有明のスタンドの1番後ろから2列目の席で、いつもならトロッコ、センステ、バクステ、外周作って!とか思うのに、なぜか不思議とトロッコなくても大満足できたのが自分でも意外で、新たな可能性を感じた今回のツアーでした。
今回のツアーで表現力やパフォーマンスがめちゃくちゃ進化していたのは勿論なんだけど、MCも、日頃の悔しい想いを伝えるメンバーがいたり、メンバーの良いところ伝えてくれるメンバーがいたり、今日の公演のちょっとした失敗を共有してくれるメンバーがいたり、、みんなそれぞれ自分の言葉で自分の想いを伝えてくれることが上手になったなぁと思いました。
前回のBreak the Codeは激しいダンス曲が多い中、初めてのツアーを11人でやりきったことが素晴らしかったけれど、そこから1年でやりきる以上に魅せることや伝えることがパワーアップして、、!沢山感動して最高に盛り上がって、めちゃくちゃ楽しいツアーでした!
今回もメンバーごとに感じたことをここに残しておきます。
洸人
公演始まる前の音楽を西くんが制作したそうで、こういうところまで手作りしてメンバーが演出に携わってくれる拘りが嬉しい。彼らのクリエイティブに対してMINIが良い反応をしたら、そのフィードバッグが彼らの糧になっていくんじゃないかなーと思う。BTCの時は、西くんの圧倒的存在感とステージ映えに目を奪われていたのだけど、今回良い意味で西くんにばかり目がいくことがなくなった気がしていた。他のメンバーもそれぞれかなり成長したから。だけど、やっぱり西くんを双眼鏡で定点観測すると、ずーっと全部かっこいい。迫力があってオーラ半端ないし、怖いくらいかっこいい。INIのパワフルな楽曲の表現力が圧倒的!
そしてMCは作りこんでなくてその時感じた本音を自分の言葉で伝えてくれてる感じがして好き。
柾哉
相変わらずニコニコ周りを見て、一人一人と目を合わせる。余裕があって、見てるこっちが楽しくなるパフォーマンス。
とても印象に残った柾哉のMC(意訳)で感じたこと。
1つは「プデュを見返してて、あの時”こういうアーティストになりたい”とか言ってたけど、今も同じ気持ちで活動できている」という言葉。
環境が変わっても芯の部分でブレずにいられて、気持ち変わってないんだ、と知れて嬉しかった。
もう1つは、「自分達の活動で1ミリも嫌な気持ちになってほしくない。僕たちの活動で幸せになってくれたら勿論嬉しいけど、僕たちの活動で少しでも嫌な思いはして欲しくない。作品はみんなで色々考えて作っているけど、色んな人がいて、色んな意見があるから、全員を幸せにすることは出来ない。だけどこれからも良い作品を作ってみんなを幸せにしたい。」という言葉。
23年後半のINI界隈はなんだか目まぐるしかったと思う。良い音楽を届けようとしても色んなことを言う色んな人がいたり、大きな賞や大きな会場が決まって、それに相応しいのかなと戸惑ったり、逆に目指してた舞台に立てなくて悔しい思いをしたりしていたと思う。悩んだり葛藤しているんだろうなと挨拶からも伝わってきた。だからこそ柾哉は最近プデュを見返して、その時から自分の思いは「見てる人を幸せにしたい」という変わらない思いがあることを再確認してたり、「何よりMINIに幸せでいてほしいし悲しませたくない」と話してたんじゃないかな。根本に立ち返って本当に大切なことや、自分たちの立ち位置を考えたりしているのかなと想像した。
世界を救える!と仲宗根梨乃さんに言われていた柾哉にだって、正解は分からないし、正解なんてないし、全MINIの希望を叶えることはできないんだもの。だから、そこで苦しまないで、自分達が最高だと思うものを創作できる環境にいて欲しいと思う。彼らが今のように音楽やダンスやファンや周りの人を愛して、クオリティーを追及していけば、INIの魅力はきっと伝わるし、11人なら大丈夫だって思ってる。
フェンファン
本当にフェンファンの歌声が好き。雰囲気を変えるおしゃれな歌声だと思う。さらに表現力も磨かれて曲に合わせて声色が纏う雰囲気も変わったなと思った。MIRRORの最後♪頭を撫でて、はBTCと明らかに表現が変わったと思う。BTCは歌詞のニュアンス伝えようと一生懸命表現してた感じがしたけど、今回は自然にフェンファンの内から伝わるもの、包みこむような心地よい優しい歌声だった。
大阪オーラス公演では、スタッフさんがステージの裏で中国語のメッセージを書いてくれたことや、アンコール衣装の毎回凝った装飾など、無くても公演は成り立つのに、工夫してくれることにとても愛を感じると言っていた。MINIには見えない部分を共有してくれたことで、チームINIで作り上げたRTPがより大切に感じられた。
たじ
ラジオで、「たくさん体力つけたらもっとステージで遊べる」とたじが言っていたことを覚えている。激しいダンスパフォーマンスをしつつも、自由に表現したり、ステージの上で楽しく遊ぶように余裕もったパフォーマンスをしているのがたじだと思う。ある意味リラックスした感じが伝わるから、一緒に音楽を楽しんでる感じがする。
10THINGSの♪君に出会えて明日が好きになったという歌詞を書いたのはたじだっていうのを小耳に挟んだのだけど、本当かな?ここの歌詞大好き。君に出会えて良かったって歌詞はありふれているかもしれないけど、明日が好きになったって素敵な表現。たくさんのMINIがINIに出会えて、明日が好きになったと思っているよね。
大夢
音響が良いと言われるKアリーナで響き渡る大夢の声が心地良かった。歌声も、煽る声も、話す声も、大夢の声は本当に聴きやすい。
アンコールでうさ耳付きニット帽を被って登場しては、その可愛さで全MINIを絶叫させていた。可愛すぎて悲鳴あがってた。
しっかり毎公演毎に、その公演にふさわしいMCを練って考えてきてるんだなと思わせる真面目さがいい。大きな会場で聴くMY STORYは感動的だった。♪君のために僕はここにいるんだよって歌詞が大好き。INIここにいてくれてありがとう、って聴きながらいつも心で返してた。
威尊
ビジュアルが本当に格段と輝いてて、身体が大きくなったからシルエットも映えるし、ダンスの成長がえげつない。TAGからDROPの流れで、威尊の手を抜かない全力パフォーマンスに涙出た。どんな激しい曲もどんな爽やかな曲も見せ場はしっかり決めるし、丁寧かつ全力。
INIitializeに特大大尊パートがあるけど、雄大がいなかった公演の威尊が寂しそうすぎた。「雄大は僕にとって兄弟みたいな存在で、別に常におふざけしたり常に一緒にいるとかじゃないし、それぞれが好きなことやってたりするけど、悩んで相談するのが雄大。今日はいなくて、ずーんってなった。」と言っていたの、愛でしかなかった。
最後の挨拶で「これからも信頼し合っていきましょう」と言ってた威尊。
威尊の王子様のイメージはいつもファンと信頼しあう関係性があること。ずっと変わらず王子様のマインドでいてくれてありがとう。
匠海
初めてRTPの公演に入った日の「We are」で、♪暗闇さえも怖くないよ、
という匠海の歌声に涙が出た。久しぶりに生で聴いた匠海のこのパートは、力強く明るくて、大変なことも色々あるけど、大丈夫だよって言ってくれてるようで、その気持ちが会場を包み込んでるみたいだった。表情も含めて完璧で、心に響いた。
一環して歌詞に合わせて、可愛いもカッコイイも力強いも優しいも、目を引くパフォーマンスだったと思う。オーディションの時からオールラウンダーと言われてたし、上手な人が更に上達するのって壁を感じたりすると思うけど、確実に進化した匠海だったと思う。MCで「最近SNSのポストを見る機会があって、色んな意見とかも見ちゃったりもした。だけど、言えることは、僕たちを好きだと言ってくれる人たちをこれからも幸せにするってこと。」と言っていたね。。どうか批判的な意見なんて見ないでほしいけど、同時に匠海のぶれない強さを感じられた。
京介
相変わらず安定感のある優しい歌声。センターステージで椅子に座って優しい曲が続くとき、京ちゃん本領発揮という感じで、その歌声を堪能できた。そして、いつもシンプルなメッセージを伝えてくれる京ちゃんだけど、今回のツアーのMCは毎回ご当地クイズを考えたり、自分の言葉でシンプルなだけじゃない言葉を伝えてくれるようになったことが嬉しかった。進行も上手だし頭の回転も早い。そしてパフォーマンス中にいろんなメンバーと目線を合わせて笑ってたり、お尻触ったり、じゃれあったりしていて、本当に楽しそうで見てるこっちも微笑んでしまう。
雄大
Kアリーナ初日に雄大不在の公演に入った。一番悔しかったのは本人だと思う。昨年から11人誰ひとり欠けずにステージに立てていたことがそもそも奇跡的だから、絶対自分を責めずにいて欲しい。何度も何度も各メンバーが雄大の名前を出したり、HEROの最後にフラッグの後ろからアクスタ雄大出てきたり、めちゃくちゃ愛を感じた。11人じゃないとダメだって強く強く感じた。雄大がいないとこんなにも物足りなくて、キラキラが足りなくて、私は雄大の笑顔にいつも救われているよなぁと改めて実感して寂しかった。
理人
鍛えられた身体が美しい。顔面が芸術。低音ボイスを活かした煽りが板についてきたね。ボキャブラリーが豊富なのは理人の強みだと思う。いつも色んな表現でMINIに愛を伝えてくれる。会場みんなで深呼吸して「同じ空気吸いましたね!」とオタク気質なところ見せてくれてり、「INIはMINIのことなんて気にしないでいいんだよと言ってくれるけど、そんなん無理やん!MINIが生きがいだから。」と言ってくれたり。
オーディション時代のやんちゃで陽!なキャラから、デビューして大人になり、あまり騒がしくなくなったかなぁと思うことがあって、無理してない?抑えて苦しくなってない?と勝手に心配することがあるので、思いっきり理人がふざけていると安心する。
迅
華奢だった身体が少し大人になって大きくなったからか、パフォーマンスもよりパワフルになったと思う。目を潤ませることは何度もあったけれど、前回のツアーのようにMCの度に泣いちゃうことはなかった迅。だけど、センステでバラード歌っているときは、目がずっとうるうるしてたのが印象的だった。MCで迅が双眼鏡取り出してオタクのこと見始めて、「みんな見られてる意識!!」って言い出して、双眼鏡でオタクのことステージから見てくるアイドル初めて見たから面白すぎた。雄大が不在だった公演で、「僭越ながら、今日は佐野雄大のうちわ全部にファンサするからなー!」と言っていた仕事ができるマンネ。そして、大阪オーラスのMCでは「ツアー完走したー!おれ頑張ったよー!」って泣いちゃう迅は愛しすぎた。「今年忙しかったけど、、」って言いながらも泣いてた。本当に素直で、真っ直ぐで、明るくて、存在自体が尊い。
残すは京セラ。たくさんの愛を伝えたい
MINIの願いを叶えるコーナーで、ここにいるMINI全員で「INIが大好きだー!」って言いたいって願いが選ばれて、MINIの声を聞いたINIの反応が忘れられません。転がって喜んでたよね。私はその現場にいられて幸せでした。みんなの声はちゃんと届いているよ、っていつも伝えてくれるINIだけど、声に出して自分の声で、私も気持ちを伝えたかったんです。
残すは、追加公演の京セラドーム。INIはじめてのドーム。
あの時みたいに、たくさんMINIからINIに愛を伝えて、お互いに愛を交換できる素敵な公演になりますように!
みんな元気に当日を迎えられますように!楽しみ!
2024/1/22