『Russian Terminator / Russian Ninja』(1989)【忍者映画】
『ザ・忍者ミッション/KGB攻略作戦』(1984)の
マッツ・ヘルゲ監督が、5年の歳月を経て再び世に放った、
北欧産・ニーニャ映画。
(当地では「NINJA」は「ニーニャ」と発音する)
ちなみに、本編での言語は英語。
ほとんどのキャストが話せなかったらしいけど。(笑)
主人公は、引退した初老の元諜報員。
例によって不本意のうちに駆り出され、
そこそこの動きを見せる。
…だが、こんな主人公の事などは、どうでもイイ。
ヒロインも、敵組織の悪女もレベル高かったが、
いずれのキャラも、ハッキリ言ってどうでもイイ。
―――そう、忍者だッ!!☆
本作に登場する、“ロシアン・ニンジャ”!
…彼こそが、本作における“全て”だ。
ストーリーも、あらゆる構成要素も、
その他の一切合切、全くを以てどうでもイイ。☆
―――アクロバティック!パワフル!
圧倒的な体術を駆使して、敵を次々と倒してゆくロシアン・ニンジャ!
強い。強すぎるぜ…!!
政府と敵組織の争いにスルッと割り込み、
オイシイ所を横取りして去ってゆく、謎の存在。
果たして、彼は何者なのか…!?☆
…いや、何者であろうが、んな事ァどうでもイイ!☆(笑)
俺達はそのカッコ良さに、ただひたすら酔い痴れるのみだ。
覆面を取って野郎脱ぎを見せるイケメンマッチョの勇姿に、
君達も痺れろッ!憧れろッ!付いて来いッッ!!♪
ラストシーンで、依頼主が乗った長尺リムジンが
来た道をバックして戻るのがマヌケで笑えた。
ところで、捕らわれてたヒロインのボーイフレンドって
結局放置のまま…? まァ、どうでもイイけどな!☆(笑)