「消費活動は社会貢献活動である」
「消費活動は社会貢献活動である」
最近読んだ「投資家が『お金』よりも大切にしていること」という本にそんな言葉が書かれていました。
例えば、コンビニで150円で買ったペットボトルのジュース。
その買い物で払ったお金は、コンビニの売上になるだけではなく、ジュースを作ったメーカー、商品を運ぶ業者、パッケージを作ったデザイナーやそれを印刷した会社など、あげればきりがないほど多くのところに分配されます。
つまり、僕らの一つの消費行動は、それだけ多くの人たちに影響を与えていて、彼らの生活にも貢献しているということになるんですね。
ポジティブなお金の使い方
そういえばちょうどこの前、この感覚がまさに、「消費活動は社会貢献活動」ということなんじゃないか、と感じたことがありました。
コロナが流行る以前によく使っていた近所のお蕎麦屋さんに、久しぶりにランチに行った時。そこのお母さんと娘さんに、
「夜に全然お客さんがこなくて大変だから、ぜひ今度夜にも来てね!」
と声をかけられました。
やっぱりここも、コロナで大変なんだろうなと思い、少しでも応援したいという気持ちも込めて夜にも顔をだしてみたら、それだけでもう、ものすごく喜んでもらえたんです。
何だか僕の方も嬉しくなって、とてもポジティブな気持ちになりました。
正直、ただ空腹を満たすだけが目的なら、吉野家で牛丼を食べたり、マックでハンバーガーを食べたりする方が安くすみますが、それで得られる喜びは、せいぜいその値段分くらいのものです。
でも、このお蕎麦屋さんみたいに、自分が応援したいと思うお店にお金を使ったことで、値段は少し高くても、その何倍もの喜びと幸福感を得ることがえきたんです。
応援したいモノにお金を使う
確か、ボランティア活動で社会貢献をしている人の方が幸福度が高いという調査結果があったと思うのですが、「消費活動も社会貢献」だとするならば、きっと自分が応援したいと思えるモノやサービスに意識的にお金を使うことも、僕らの幸福度を高めてくれるんじゃないかと思いました。
ぜひ皆さんも、自分の好きなモノ、応援したいモノにお金を使って、「社会貢献」をしてみてください!