文章を書くことを学ぶ:難しいは型を決めれば乗り越えられる
前説
「キャッチコピーは考えてはいけない」という衝撃の内容から始まる。たしかに、世の中に出ているネーミングとかはほんとにすごく考えられているから、それを一般人がひねり出すなんてなかなかできない。
ならば、前回と同じ「型」を使ってネーミングを作って行けばよい!
著者:中野 巧
続けるという壁
キャッチコピーとはタイトルや見出しに使用することで効果を発揮します。ユーザは文章の全体の多くても28%現実的には20%ほどしか読まないとされている。
これは現代において、さらに加速していると考えられる。情報過剰時代においてまずは見出しだけを読み、理解や価値を感じて初めて読み直す、という人が多い。
そう考えると、本文の内容と同じかそれ以上に見出しに重要性があると言えます。
穴埋めキャッチコピー
1:〇〇は可能
2:〇〇VS●●
3:目指しているのは、○○
4:知らないと損する○○
5:●●すぎる○○
6:とっておきの○○
7:○○の必勝パターン
8:らくちん○○
9:○○するだけで●●になる
〇〇は可能
一見不可能と思えることに可能性を見いだす
可能性になる切り口を考えることが突破口になる
〇〇VS●●
対比することで、どちらも際立つ
2つのコントラストが強いほど、訴求力が増す
中野巧. パッと書けてすぐに売れる稼ぐ人の「超速」文章術 (p.80). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.
目指しているのは、○○
ビジョンを掲げると軸ができる
軸が磁力を持ち始めると、ビジョンが実現する
知らないと損する○○
誰でも損はしたくない
むしろ、得するより損をしたくない
●●すぎる○○
形容詞を一気に強めることで○○の価値を高める
簡単に応用できるので使いやすい
とっておきの○○
本当は誰にも教えたくないことを公開する
放出すれば、新しいものが流れ込んでくる
○○の必勝パターン
必勝するためのパターンがあるなら知っておきたい
勝つための共通点を見いだしてみよう
らくちん○○
面倒だな、後回しにしてしまうようなことが楽ちんになることはみな興味がある
○○するだけで●●になる
○○には簡単にできそうなこと●●には相手にメリットがあることを入れる。
感想
書籍には369こもの穴埋めキャッチコピーが用意されており、使いこなせば困らなくなるな!使いこなさなければいけんけどさ。
でも、内容を考える必要がなく、合わせることを考えればよいというのは書籍を買う意味があるよね。