読後感想・4月
読書メーター( https://bookmeter.com/users/940103 )に書いたり書かなかったりの最近の簡単な読後感想など。
『下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)』
柴田 哲孝
あまりこういう系の本は読んだことなかったが、面白く読めた。構成も良いのだろう。登場人物が多く、理解の意味では著者に申し訳なく思う部分もあるのだけれど。昭和の未解決事件は何かと興味深い。
『昭和路地裏大博覧会 (らんぷの本) 新装版』
市橋 芳則
その昔福井に旅行した際覗いた県立博物館の昭和の暮らし展示を思い出して借りてきた図書館本。時代的には福井のものと5〜10年くらい違うのか。何にしても直前まで下山事件のルポを読んでいたので、昭和の雰囲気がより不穏なビジュアルに見えてしまった。
『猫を棄てる 父親について語るとき』
村上 春樹
普段ないトーンの文章。リリース後色々悪評?悪感想?みたいのを見かけた気がするけど、そんなに悪い内容ではない。メッセージにしたくないとあとがきで書いてある通り、個人的な戦争観であり、家族の思い出なのだろう。朝ドラで観ていたエールを思い出した。
『地形で読み解く鉄道路線の謎 首都圏編 (単行本)』
竹内 正浩
たまたまだけど、鉄道系の本読んでると下山事件が頭に浮かんで…。まあそれはそれとして、事実の裏には色々と人も思惑もあったんだろうなあという気持ちで読み進める。
『海のトリトン(4) <完> (手塚治虫漫画全集)』
手塚 治虫
読了。泣いちゃうな。
『海のトリトン(3) (手塚治虫漫画全集)』
手塚 治虫
久しぶりに続きを。
『見ぐるしいほど愛されたい (文春文庫)』
みうら じゅん
若いな!一生懸命さが。見ぐるしいほど愛されたいはいいフレーズだな。ムカエマは最近なイメージなんだけどそれでも20年前か!そりゃ写真も若いな!
『徹底検証・日本の軍歌―戦争の時代と音楽』
小村 公次
図書館本。読了。軍歌、音楽をモチーフにした戦争批判となるのかな。音楽を利用する事は音楽への冒涜で、そういった怒り的なものを読み取った。面白かった。
『ヘンテコ城めぐり』
長谷川 ヨシテル
城の造り?入り口から天守にかけての仕掛けや守りを紹介する内容かと思ったら、歴史的なトリビアメインの内容だった。それはそれで楽しめたけれど。城の興味はタモさんや博士ちゃんにくすぐられた部分が大きいな。
『あいたくて、知世―1984・1985』
原田知世
マーケットプレイスで安価だったので思いがけず購入。当時テレビなどで眺めていた知ってる知世ちゃんのはずなのだけど、眺めてるうちにこれ誰だ?な気持ちに。年齢的に自分の娘のように見えてしまうのと、今の彼女の方が魅力的に見えるのと、まあそういったことなのだろう。