見出し画像

思い出したくない記憶について、私の付き合い方


はじめに

こんにちわ。シルトです。
2024年もよろしくお願いします。
私は冬が苦手で末端冷え性や冬鬱の影響であまり元気が出ません。
特に冬は過去の嫌な記憶を思い出してしまって落ち込むことが多いです。そんな私ですが過去の嫌な記憶と少し向き合えるようになってきました。
どのようして過去の記憶と向き合えるようになったのか、次の章で触れていきたいと思います。

過去と今について

過去の嫌な記憶、どんなに忘れたくても忘れられません。そんなある時、脳の記憶の仕組みについてのテレビ番組(病の起源「うつ病」防衛本能がもたらす宿命|NHKスペシャル)を見る機会がありました。
大まかな内容として、人の記憶というものは良い記憶より悪い記憶のものが残りやすいというもので、それは本能的なものであるというのです。
その番組を見てから、嫌な記憶というものは忘れたくても忘れられないもので一種の防衛本能的なものであると分かり、嫌な記憶に対する接し方と認識が変わりました。

嫌な記憶との付き合い方

①過去と今の認識

嫌な記憶というものはなぜがその時の状況や感情まで隅々、思い出してしまいます。そしてその記憶が今起こっている事のように感じます。今起きて事ではないのに、何とかしよう頭の中で策を巡らせ、上手くいかない未来などを想像してしまい不安になりしんどくなってしまいます。
私はそのような状態になった時、目を瞑って、考えている自分を第三者の目になって客観視するようにしています。
具体的には
「今、自分は過去の嫌な記憶を思い出しているのだなぁ~」
とか
「これは過去の思い出だぁ~」
と客観視します。注目する点としては
『今、自分は過去を思い出している』
という点です。この今思い出している記憶は過去に起きたことで今ではないという事を認識する事が大事です。

②今に集中する

これは目の前の事に集中するということです。
例えば今やっている作業や仕事に目を向けます。デスク作業をしている時は今やっている作業がどのようにすれば上手くいくか、時短できるかなど考えます。また別の例としては体を動かすということ。これは座りながらもできるもので、手先を動かす・足先を動かすなど体に意識を向けます。意識しています。そうすることで嫌な思い出から意識をそらすことが出来きます。また目の前の作業に取り組めたりするので一石二鳥です。付け足すとしたら、集中して作業を始める前に、深呼吸をし、自分や周りの現状がより幸せになるためと思ってから動いています。

③嫌な記憶を吐き出し発散

嫌な記憶というのはどうしても頭の中を支配しがちです。そして色々なことを連鎖的に考えてしまいます。ですのでその嫌な記憶と考えを溜め込まず、外に発散してしまうというものです。嫌な記憶というのは人に言いにくい部分があります。もちろん人に相談するのもありです。ですが私は自分の事を人に相談することが苦手だったので別の方法で発散しています。それが紙に書きだすという事です。これはジャーナリングと呼ばれる方法の一つで頭に浮かんだ感情や考えをひたすら紙に書いていくというものです。浮かんだことをしばらく書き続けると頭の中で考えや記憶が浮かばなくなってきます。また紙に書くことで自分の思考の癖などが分かってきます。私はよく寝る前に考えや不安が湧いてくることがあるので、就寝前にジャーナリングをして頭をすっきりさせることで寝入りがよくなりました。このジャーナリングのポイントは浮かばなくなるまで書くという事です。私は日によりますがA4の紙、一枚分くらい書くこともあります。とりあえず、書きまくりましょう。

④おわりに

嫌な記憶というのは中々忘れられないもので、時には苦しみを伴うものです。一人では対処できないことは必ず周りの人を頼りましょう。私も最初は色々な方にお世話になりました。周りの方に相談したり、病院のお世話になりましょう。トラウマ的なものはすぐには解消できません。時間をかけてゆっくり付き合っていきましょう。
それでは最後に
2024年の皆さんが困難を乗り越えられる年でありますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?