25才まで生きた心地がしなかったアラサー女の半生 #5
家族
引きこもり生活で太った体、伸ばしほうだいの髪の毛、荒れまくった肌、1日中ボロボロの寝間着。身なりはもっとちゃんとしたいはずなのに、その余裕がない。日が出ている間は、調子が悪い体を引きずって"家のこと"をする。夜、みんなが寝静まると、すこし気分が楽になって、夜中までパソコンで絵を描いたり、人の絵を見たり。これが、10代~20代の私の姿です。
寡黙な父がたまに発する言葉は、ろくでもないものばかりでした。「いつまで起きてる」「学校へ行かない変なやつは困る」「家事を手伝って