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金曜日の夜は嬉しい【エッセイ】

金曜日の夜は嬉しい。次の日が休みなのもあるけど、まずこの夜が楽しくてしかたない。明らかに人格が変わってしまう。嬉しくて。妻にもよく言われる、「やけに態度がふなふなしてると思ったら、そういうことなのね」と。

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上手なバスの運転手さんは、ほんとうに上手だ。きょうの帰りの運転手さんは最高だった。すべるようにふんわりと、そしてぴたりと停車する。発車するときの「失礼いたします」にも痺れた。そして降車する一人ひとりに「ありがとうございます」と声をかけていた。

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投稿する短歌30首を作っているのだけど何故だかいつものように詠めなくてばりばりに緊張しているのが我ながらよーく分かる。「その気持ち、分かるよ」と自分に声をかけたりしながらなんとか「この30首です!」というところまで持っていきたい。それまでにどれだけ溢れるくらい作れるかなんだろうなと思った。

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本は読みきれなくても買うことに、いま、そうすることにした。だって金曜日の夜だもの。そしていつか読める日が来るかもしれないじゃない! いま買わなくちゃ在庫が無くなったらもう買えないんだよ。そんなの、ガーン、じゃん。ガーン、は嫌だよ。だから、買うよ。ぼくは買う。そして読んで、読み損なう。積読をする!

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読んでいただき、ありがとうございます。金曜日の夜のテンションでお送りしました……。

涼しくなってきましたね。蓄えてあった秋物を洗いに出して、急いで準備を進めていきます。

それでは、また。良き夜を。

しんきろう