詩『瞳をとじて』

『瞳を閉じて』


 世界を終わらせ 立ち去りたくて
 瞳をとじて 息を吐く
 下世話なニュースと いつもの会話
 社会の歯車 壊したい

 わたしが消えても 何食わぬ顔
 涙も夜には 枯れてるさ
 だれもがほんとは 叫んでるはず
 自分を見てって だれ?ってね

 どこかで命が生まれ
 どこかで命が消える
 のたうち回って 愛をもとめて
 それでもいつかは 風にもなれない

 永遠という 夜空の下で
 今は、手を握りたい
 瞳をとじて…





いいなと思ったら応援しよう!