残業が続くと魚が増える我が家の晩酌 そして頑張れファイターズ
連休明けから、夫婦揃って残業の日々が復活している。
私の勤務先は建設業界ゆえ、現場の人達が作業を開始する時間にあわせて就業規則に記載された始業時間は午前8時になっている。そのおかげで終業時間も早いので、たとえ残業があっても1~2時間であれば前職の通常勤務時間とさほど変わらない時間に会社を出ることが出来ている。
とはいえ、その時間の仙台市内の道路は帰宅ラッシュ真っ只中。特に私が通勤に利用している仙台バイパスと呼ばれる国道4号線は夕方ともなると大渋滞するのが常なので、家に着くのは午後7時過ぎになってしまう。
しかし、そのおかげで嬉しいこともある。
ひとつは、運転しながら車の中で音楽を聴く時間が長くなること。ここ数日、運転のお供のCD紹介記事を書いているのもこれが理由である。いつもなら車で30分の道のりが1時間近くかかるおかげで、「好きな曲」ではなく「好きなアルバム」を最初から最後まできちんと聴けるのだ。これは嬉しい。
そして、もうひとつの嬉しいことは、スーパーマーケットで魚が安くなることである。
北海道産の氷下魚(こまい)の干物
宮城県産のカツオのお刺身
宮城県産のズッキーニの塩胡椒焼き
宮城・伊豆沼産のレンコンのきんぴら
宮城県産の大根と鶏むね肉の煮物
一週間分の野菜や冷凍保存可能な魚などは週末にまとめ買いしているのだが、それでも日持ちしない葉もの野菜や鮮魚などは、週の途中で買い足すことになる。
仕事帰りには2日に1度のペースでお弁当用の葉もの野菜を買い足すために自宅近くのイオンやヨークベニマルに足を運ぶのだが、残業後の時間帯となると、我が家的には高級品のレベルの立派なお刺身や、めったに値引きされないちょっとお高めの干物などにも値引きシールが貼られている。これは嬉しい。そして、ありがたい。
家に帰れば、週末に塩を振って冷凍しておいた魚があるのは分かっている。分かってはいるのだが、冷凍庫の魚はまだ日持ちする。しかし、目の前にあるつやつやと新鮮でおいしそうなお刺身や丁寧に処理された干物のパックに貼られた消費期限は、今日あるいは明日なのである。
フードロス解消という大義名分が、値引きシールのお手頃感とダブルで背中を押してくる。
これを買わずにいられるだろうか。
結果、今週は平日にもかかわらず主菜に複数のお魚が並ぶという「ここは海鮮居酒屋か!」な晩酌が続いている。
今シーズンの戻りカツオは例年以上に美味しいというのは、先日もnoteに書いた。
今回買ってきたものは「気仙沼産」ではなく「宮城県産」との表示だったのだが、これもまた美味しかった。今シーズンの三陸のカツオの美味しさは特別だと思う。何度食べても飽きない。食べるほどに好きになる、そんな美味しさである。
そして、久しぶりの北海道産の氷下魚。
北海道にいた頃は当たり前に食べていた魚だが、こちらのスーパーではいつもある魚というわけではなく、そのお値段も北海道で買っていた頃のようなお手頃価格ではない。今回は久しぶりに見つけられたのも嬉しく、しかも値引きシールが貼られていたので迷わず購入。
これが、また美味しかった。
旨味がぎゅっと濃縮された氷下魚の干物は、こんがり焼くと骨ごと食べられる。そのままでも美味しいし、七味を振ったマヨネーズをちょっと付けると酒のアテに最高である。
地元の魚と、故郷の魚。
どちらも、美味しい。
クライマックスシリーズのファイナルステージが始まったが、仕事ゆえに現地観戦はもちろんのことラジオやテレビを通しての応援すら出来ず、後追いチェックばかり。
我が北海道日本ハムファイターズは、昨日も一昨日も厳しい結果。
やはり王者・福岡ソフトバンクホークスさんは強い。シーズン後半はビジターでもホークス相手に連勝したファイターズだが、短期決戦となれば経験豊富で底力もあるホークスが強い。
まして、つい数日前までのファーストステージではファイターズファンの熱烈応援という後押しもあったので、そのギャップは大きいだろう。
でも、まだ終わってはいない。
崖っぷちからの大逆襲は、今シーズンのファイターズの得意技ではないか。
今日こそはなんとか早く帰宅して、画面越しではあるけれど勝利を信じてしっかり応援したいと思う。
頑張れファイターズ!!!
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